Eventイベント
応用化学科・専攻
長谷川健先生 (京大化研) 講演会
- 日程
- 2019年11月27日 午後4時20分から5時50分まで
- 場所
- 後楽園キャンパス 5234
- 日程
- 2019年11月27日 午後4時20分から5時50分まで
- 場所
- 後楽園キャンパス 5234
- 講演者
長谷川健 (はせがわ たけし)先生
京都大学 化学研究所
- 内容
京都大学化学研究所の長谷川先生に来訪いただき、ご講演いただくことになりました。
先生は、長く赤外分光関連の研究をなさってきましたが、15年ほど前から、赤外分光と数理解析をうまく組み合わせることで、表面1層の分子配列や並びを、官能基レベルで調べることができるpMAIRSという方法を開発されました。この方法は、従来の赤外分光装置を少し改良して使えるので、最近はユニットが市販されて、多くの企業で現場の解析に使われ始めていると聞いています。今回は、有機フッ素材料の物性評価に使われた例とともにご紹介くださることになっています。多くのご来聴をお待ちしています。Title: 赤外MAIRS法で紐解く分子集合構造:有機半導体 フッ素化学での展開
Time: 2019/11/27, 16:20−17:50
Place: Rm. 6701
Abstract
多角入射分解分光(MAIRS)法は,薄膜のTOおよびLO関数スペクトルを共通の縦軸で描き出せる唯一の分光法である.これにより,結晶化の程度によらず,また薄膜の粗さにも強い定量的な分子配向解析ができる.赤外MAIRS法により描き出される薄膜構造の理解に加えて,関連する話題として,長年謎だった有機フッ素材料の物性を,分子構造から理解する考え方についてお話しする.
問い合わせ先: 応用化学科 片山 (kkata@kc.chuo-u.ac.jp)