法学部髙橋 大成

プロフィール

学科学年 法律学科4年
出身地 新潟県妙高市
出身高校 開志学園高等学校
趣味・特技 映画鑑賞 スキー
キーワード スポーツ(スキー/アルペンスキー)、留学
掲載年月日 2020年3月4日
有馬 千裕

中央大学法学部を選んだ理由を教えてください。

 私は大学生活を「アルペンスキー」と「勉強」という二つの軸で考えていました。私は高校2年生の時、この先も成長し続けたいという思いがあったため、大学で強くなっている選手がたくさんいた学校に進学したいと考えていました。中央大学は「大学で伸びる」という条件を満たしており、さらに私の高校の恩師が中央大学のOBだったことが決め手となり、本学に進学を決めました。

 もう一つの軸である勉強では、中央大学の法学部は日本トップレベルの学力があり、そこにたくさんの学びと成長があると考えたので本学部を選択しました。

部活動について教えてください。また、学業との両立においてどのように工夫をしましたか。

 私は体育連盟スキー部に所属しています。スキー部にはアルペンとクロスカントリーがあり、私はアルペンを専門としています。アルペンスキーは個人競技であり、自分との闘いです。雪質や天候、コースなどが常に異なるとても複雑なスポーツであるため、常に学びと成長があります。

 私は空いている時間をできる限りトレーニングや休養など、スキーのための時間に使いたいと考えていました。そのため、授業を集中して受ける、授業内容をしっかり理解するなど、一つ一つの質を高めるよう心がけて文武両道できるよう努めました。授業でわからないことがあれば、教授や友達に積極的に質問をするようにしていました。また学習をするときは、受け身で授業をするのではなく自分から学ぶという姿勢を大切に授業に参加しました。

法学部での学びについて。特に興味を持って受講した授業や、力を入れて学んだことについて教えてください。

 英語と生命倫理という授業に力を入れていました。

 生命倫理は「命」について学んだ授業です。授業ではライフセービングが題材として取り上げられることが多く、命の大切さや他者への思いやりについて学ぶことができました。授業の進め方がゼミと同じように、授業内に教授と学生間で考えの共有があったことがとても印象的です。教授から教えてもらうという一方的な学びではなく、お互いが意見の共有をするため一層学びが深まったと感じます。

 英語の学習は競技をするうえで非常に役立ちました。英語は授業で学んだことをすぐ使うことができます。授業内で学んだことを実践し、海外の友達とコミュニケーションをとることに喜びを感じますし、「もっと勉強して、更に深い内容の会話をしたい」という向上心も得ることができました。今後、英語を必要とされる機会は競技生活に限らず、とても増えていくと思うので、これからも英語学習は継続していく予定です。

留学、奨学金受給などについてどのような活動をしてどのような学びがありましたか。

 4年生の秋に2か月間という短い期間でしたが、フランスにスキー留学をしました。

 私が所属したチームはフランスの中でも特に強いクラブチームで、オリンピック選手やワールドカップ選手を輩出しています。そこでの2か月間は時間が2倍、3倍にも感じられるほど充実しており、たくさんの学びを得ることができました。スキーのテクニックは勿論ですが、メンタル面での学びは私に大きな影響を与えました。「自分自身に集中する。」「自らの意思でやっている。」「好きだからやっている。」といった意識や、スポーツは遊びの延長にあるという考え方をフランスの選手から教えてもらいました。

 やらされていることには限界があると思います。しかし、好きなことをしているときは時間が足りなくなることがよくあると思います。私は子供の頃に感じていたスキーに夢中になるという感覚を、この留学を通して改めて実感しました。この学びは私の競技生活を大きく助けてくれました。

 結果として、4年生のシーズンにて全日本選手権で優勝することができました。勿論、留学の経験だけでこの結果が出せたわけではありません。多くの方々の支えや日々の努力など、本当にたくさんの要因が重なり合って成し遂げることができたと思っています。しかし、スキー留学で学んだ「心」や「技術」は間違いなく私の自信となっており、日本一になる大きな手助けをしてくれたのは間違いありません。

いま現在もっとも関心を持って取り組んでいることは何ですか。

 「伝える」ということに関心があります。言葉や映像を通して、自分が思ってること、感じていることをできるだけ正確に伝えられるようになりたいと思っています。海外の方とも、お互いの意見を交換していきたいので英語も勉強中です。

卒業後の計画は何ですか。また、今後のキャリアプランとそれを含めた人生の夢やビジョンについて教えてください。

 私がこれまで学んできたスキーの技術を地域の子供たちに教えたいです。フランスで教わったことを、私が生まれ育った新潟県妙高市の選手と共有し、アルペンスキーの発展にかかわっていきたいと思っています。

中央大学の魅力とは何ですか。

 中央大学の教授や学生、部の方々がとても協力的なことが魅力の一つだと思います。私が学ぼうとする姿勢を見せればそれに応えてくれます。学習面だけではなく、部活動や将来の進路にも熱心に相談に乗ってくれます。

 また、寮や授業で日本代表の選手と一緒に生活できることも中央大学の魅力です。普段の生活の中でほかのスポーツのトップ選手が身近にいることで、様々な気付きや刺激があり自分の成長につなげることができます。

受験生へのメッセージをお願いします。

 大学生活では、「自分はどうしたいのか」という意思が求められます。高校と比べ、自分自身で決断し、選択する機会が圧倒的に増えていきます。大学に入る前、入った後に心の内側にある素直な自分の気持ちを卑下することなく大切にして過ごしてほしいです。そして、頑張っている自分、挑戦している自分を褒めてほしいと思います。

最後に一言。

 結果というのは、時間がたてばすぐに色あせていきます。しかし、あのとき頑張った自分の姿は決して色あせることはありません。黙々とトレーニングに励んだ日々、辛くても立ち上がったという過去はいつまでも輝き、宝物になります。また結果というのは、様々なプロセスを経て最後に形として表れます。結果は意識せず、今を大事にして過ごすことがとても大切だと大学4年間で学びました。中央大学での4年間は、数えきれないほどの学びと成長があり、本当に充実した学生生活でした。