法学部

山本 侑

プロフィール

学科学年 法律学科3年
出身地 神奈川県
出身高校 神奈川県立柏陽高校
趣味・特技 野球観戦・音楽鑑賞
キーワード 司法試験予備試験合格・炎の塔・法職講座・奨学金
掲載年月日 2017年2月1日

中央大学法学部を選んだ理由を教えてください。

小さい頃に放送されていた検察官を題材とした人気テレビドラマを見たことから法律に関わる仕事につきたいと思うようになり、法学部を志望しました。実は第一志望の大学には不合格だったのですが、周囲のアドバイスもあって、法曹を目指す自分には中央大学法学部は最適だと考え、入学を決めました。実際に入学してみて、法曹志望者へのサポートが非常に充実しており、私も3年次に司法試験予備試験に合格することができました

法学部での学びについて。特に興味を持って受講した授業や、力を入れて学んだことについて教えてください。

法曹を目指している以上、法律科目は当然力を入れていますが、それだけでなく、学部の授業ではできるだけ、大学でしか学べないようなこと、興味を持っても一人では深く理解するのが難しいことを勉強しようと思っています。そのため、法哲学、ローマ法、論理学など、幅広く履修しています。 中でも、ウナギを研究されている海部健三先生の授業は、話が面白く、「文系から見た理系」を意識して講義をされているため、新たな発見があり、とてもためになる講義でした。環境保護というと「ただ自然を守っておくこと」と思いがちであったため、人類の共有財産として「持続的に活用していくための保全」という視点に驚きました。 専門演習は『法学教室』での連載を読んでいた亘理格先生のゼミを選びました。多様な関心や将来の志望を持ったゼミ生が集まっており、自分の幅を広げる機会にもなっています。

留学、奨学金受給などについてどのような活動をしてどのような学びがありましたか。

3年次で「やる気応援奨学金」の法曹部門と2・3年次で「学長賞・学部長賞給付奨学金」の学部長賞を頂きました。これらの奨学金は学業成績に優れていることも評価されるため、学部の勉強を頑張れば奨学金を頂ける仕組みになっています。私のように、勉強を頑張ろうと考えており、かつ通学時間が長いなどの理由でアルバイトができない学生とって、非常に助かる奨学金であると思います。

サークル等の課外活動について教えてください。

「炎の塔」にある中櫻会研究室に加入しています。一人一席勉強する机があるため、自分が勉強したいときにはいつでも勉強することができます。また、司法試験に合格した先輩などから直接指導を受けられる「法職講座」も受講し、試験に必要な知識や勉強方法を効率よく学ぶことができました。司法試験予備試験に合格できたのもこうした環境があってのことだと思います。

いま現在もっとも関心を持って取り組んでいることは何ですか。

司法試験の勉強をしている中で、憲法に対する興味や関心が深まり、専門書や論文を読んで、ゼミでより深い議論をできるようにしています。1年次に柴田憲司先生の憲法の講義を聴く機会があり、自分だけではわからなかった憲法に関する議論の広がりと深さに接したことをきっかけに、先生方に助けてもらいながら、学びを深めることを楽しんでいます。

今後の目標は何ですか。また、卒業後のキャリアプランとそれを含めた人生の夢やビジョンについて教えてください。

まずは司法試験に受かることが目標です。その先はどのような形になるか、まだわかりませんが、いずれにしても勉強してきたことを生かし、法実践に関わる仕事につきたいです。法律に関わる仕事は、常に法解釈の理論と社会での実践の双方を見ていけるところが面白いと思っています。

中央大学の魅力とは何ですか。

中央大学には、例えば、先に挙げた司法試験対策としての「法職講座」など、学生をサポートしてくれるたくさんの制度があります。将来の希望を実現する「機会」を常に提供してくれている点が中央大学の魅力だと思います。そして、これらの「機会」を利用して希望する進路へ進むために、主体的に「学んでいく」姿勢を涵養できるのも中央大学の魅力だと思います。

受験生へのメッセージをお願いします。

将来どうなりたいかということを漠然とでも良いので考えながら勉強に取り組んでみてください。やりたいことが漠然とでも見えていれば、それを実現できるかどうかで志望校を選べます。そのように自分で考え、自分で決めた目標に向かう気持ちを持てば、長く辛い受験勉強も乗り越えられると思います。

最後に一言。

中央大学に入ってから、本に書いていないことや書いてあっても一人では理解出来ないことがたくさんあること、大学の先生はそれを学ぶ手助けをしてくれるということを知りました。在学中も卒業後も、幅広く「学ぶ」ことを楽しみたいと考えています。

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