経済学部

経済学部入学前特別教育プログラム(研究発表会)を実施しました!

2018年03月15日

発表の様子です。皆真剣に聞いています。

   今年度より高大接続教育の一環として開始いたしました 経済学部入学前特別教育プログラムを2018年3月12日(月)に実施いたしました。

   本プログラムは、 経済学部へ進学予定の附属4校(中央大学附属高等学校、中央大学杉並高等学校、中央大学高等学校、中央大学附属横浜高等学校)の生徒を対象にした新しいプログラムで、2018年度入学者からスタートしました。 経済学部で学ぶにあたり必要な力をつけていただくために、入学前に本学部教育の特徴の一つであるゼミ活動の一端を経験していただき、自信と誇りをもって経済学部に入学してきていただくことを目的としています。

審査員の教員と職員も真剣です。

   これまで、高校生は本学経済学部の若手教員が執筆した『高校生からの経済入門』(中央大学経済学部編、中央大学出版部)から出題された課題について、5名程度のグループで課題に関するデータや資料を集めたり、それらに基づいて議論したり、パワーポイントにまとめるといったアクティブ・ラーニングに取り組んできました。研究発表会当日までに本学で4回にわたり実施した事前相談会の様子は下記URLからご覧いただけます。

  12日は、11時~15時まで1時間の昼食休憩を挟んで1チーム4~5人が、パワーポイントを用いながら、持ち時間約10分で発表を行いました。その後、経済学部教員より総括講義、優秀賞(1位、2位)の発表があり、振り返りの反省会が行われ、受講した高校生からは「自分と異なる意見が出るグループワークの難しさを感じたが、そこが面白く、新たな視点を獲得できた。 」といった声や「非常に有意義な経験であった。大学でゼミに入ってこの経験を活かしたい。 」といった声が多く上がりました。また、「終わって初めて、もっと頑張れば優秀賞を取れたのかなと思うと悔しい。同時に、悔しいと思えるほどに頑張っていたのだとも実感した。」という感想もあがり、実際に優秀賞を逃したグループが研究発表会終了後、担当教員にアドバイスを貰いに行く様子も見ることができました。彼らの大学入学後の活躍に期待です。