グローバル研修(職員海外研修)

2019年度実施 総合政策学部事務室 諸星 芳行さん

本研修の目的

 中央大学では専任職員に対して、2~4週間海外の大学で研修を実施しています。海外の大学の取り組みを学ぶと同時に、語学力の向上を図ることを目的としています。
 2019年度は本学の職員1名が、フィリピンデラサール大学において研修を実施いたしました。

1.本研修に応募した理由

大島 正俊

  • コミュニケーション能力を上げる
    学部事務室での業務では、ネイティブ教員や交換留学生に対応する機会が多く、英語による対応力の必要性を感じています。現状では、英語が話せる職員に頼り切りとなっているため、語学力を身に付けて自分単独で対応できるコミュニケーション能力を上げるために、実際に英語を運用する環境に身を置くことが必要であると考えました。
  • 社会人になっても学びつづけることの重要性を学生へ発信する
    学部事務室で勤務をしていると留学についての相談等を受けることが多々あります。自身の留学経験が無いため、現時点では有用なアドバイスはできていませんが、1か月の語学研修を経験すれば自身の経験から適切な助言をすることができるものと考えています。また、現時点では語学力は低くても、努力をすれば結果がついてくるというモデルケースになり、学びつづけることの重要性を学生へ発信できればと考えています。
  • 本学の職員採用に使えるツールを作成する
    優秀な人材を獲得するための素材として、自身の現地での語学研修の様子を動画に収め、職員になった後にもキャリアアップできることをアピールし、本学職員の魅力を発信することに繋げたいと考えています。

2.研修概要

  • 研修日程:2019年7月31日(水)~8月29日(木)
  • 研修先 :フィリピンデラサール大学付属語学機関
  • 研修内容:①授業
    1日2時間×3コマ 計45コマ(3週間)の授業 以下の中から3つ選択
    ・Conversation
    ・Grammar
    ・Pronunciation
    ・Reading Comprehension
    ・Writing Skills

    ②課題研究
    事前に設定した課題について、現地で調査研究を進める。
    課題内容:フィリピンデラサール大学における「学修成果の可視化」について(現地教員に対するインタビュー調査)

3.到達目標

 本研修では、自身のコミュニケーション能力を高めることや、短期の語学研修を考えている学生に自身の経験に基づく有用な情報提供を行うことなど、日常の業務に還元することを第一の目標としていましたが、一方で、『2040年高等教育のグランドデザイン』(中央教育審議会)において求められている「学修成果の可視化」についても取り組むべく、英語運用能力試験(TOEIC)を受験し、英語運用能力が研修参加前と参加後でどの程度変化するのかという観点で、自身の学修成果について可視化を行うことも目標としていました。

4.今後の学修計画

 本研修参加前に掲げた「研修終了後においてTOEIC700点の取得」という目標については、残念ながらもう少しのところで到達することができなかったため、今後のTOEICにおいて目標スコアの700点を超えるように継続して学修する予定です。また、本研修において会話量が不足していることを痛感したため、帰国後からオンライン英会話を受講して会話量を増やすことに取り組んでいます。

5.研修を振り返って

 本研修の位置づけは「語学研修」ではなく、「海外研修」であったことから、語学学校で英語のみを学ぶのではなく、本研修参加による付加価値をつけて本学に還元することを意識して本研修に参加しました。
 また、人生100年時代と言われ、リカレント教育が注目されている中で、大学はその担い手となり得ると考えています。しかし、大学職員が実際にリカレント教育を経験しなければ良い仕組みは構築されないと本研修に参加し感じました。高等教育機関として社会における役割を果たすために、本学職員が積極的に外部で学ぶ機会を得ることで、本学におけるリカレント教育の充実に繋がると考えています。

 最後に、本研修に快く送り出してくれた職場の同僚や家族に大変感謝しています。一か月という短い期間ではありましたが、学修者の立場で教育機関に在籍したことが、現在の学部事務室での勤務する上で有効であったと実感しています。今後も学修者の視点を忘れず本学の発展に貢献したいと考えています。