大学評価

「中央大学自己点検・評価報告書 2017」の取り纏めにあたって

中央大学では、全学的な自己点検・評価システムに基づく自己点検・評価活動を毎年度実施しており、本学の現状に真摯に向き合う機会を設けるとともに、その結果明らかとなった長所・問題点等の着実な伸長・改善に努めております。
今般、2017年度に実施した自己点検・評価の結果を「中央大学自己点検・評価報告書 2017」として取り纏めましたので、公表いたします。

本学における自己点検・評価活動においては、毎年5月1日を基準日として本学の定める点検・評価項目に基づく点検・評価を行い、新たな長所・問題点等の抽出とそれらに対する具体的な対応方策の策定を行っております。その際、全学的な観点から点検・評価を行うことが望まれる事項については大学が行う諸活動の分野ごとに設置する「分野系評価委員会」が、また、学部・研究科等の各組織単位で点検・評価を行うことが望まれる事項については学内の組織ごとに設置する組織別評価委員会がそれぞれ点検・評価を行い、その過程において双方の委員会が連携しながら、単一の主体のみによる点検・評価結果の取り纏めとならないよう工夫を行っております。

本報告書は第1~13章からなり、各章の冒頭に該当する分野系評価委員会が行った全学的観点による点検・評価結果を記載し、以降、学部・研究科等の教育研究組織が行った点検・評価結果を記載する構成となっております。
その上で、各点検・評価項目に対する「現状の説明及び点検・評価結果」においては、現状の説明に加えて各評価の視点に対する長所・問題点等を含めた点検・評価結果を記載しております。この「現状の説明及び点検・評価結果」に記載した長所・問題点等のうち特筆すべき事項については、「長所および効果が上がっている事項」もしくは「問題点および改善すべき事項」として抽出し、それらに対する具体的な伸長・改善方策を「対応方策(長所の伸長/問題点の改善)」に取り纏めることを基本としております。加えて、前年度の報告書に記載した「長所および効果が上がっている事項」「問題点および改善すべき事項」「対応方策(長所の伸長/問題点の改善)」を「参考」として掲載し、過去1年間におけるこれらの事項への対応状況についても記載しておりますので、報告書をご覧になる際にはご留意いただければと存じます。
なお、専門職大学院については、機関(大学)全体とは別に、専門職大学院固有の認証評価を受けることが法令で義務づけられていることから、その対応をも見据えて、専門職大学院ごとに「自己点検・評価報告書」を作成しております。そのため、専門職大学院固有の項目については、本報告書に取り纏めた内容とは別に各専門職大学院の取り纏める「自己点検・評価報告書」に記載を行っておりますので、そちらも併せてご覧下さいますよう、お願い申し上げます。

2018年2月      
中央大学大学評価委員会

 

各専門職大学院の自己点検・評価報告書はこちらからご覧いただけます。