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2019年01月01日

新年のご挨拶 -学長 福原紀彦-

学長 福原紀彦

 2019年の年頭に、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 中央大学は、「實地應用ノ素ヲ養フ」との建学の精神のもとに、創立から130年を超える歴史と伝統を築き、社会を支え未来を拓く人々を輩出してきました。Society5.0とも言われる今後の人類社会においては、与えられた情報から必要な情報を引き出して活用することができるリテラシーに加えて、獲得した知識と技能を生かし、未知の課題であっても創造的かつ自発的に取り組むことができる「コンピテンシー」を身につけ、グローバルな視点と発想で活躍できる能力と資質が求められます。本学の建学の精神である「實地應用ノ素ヲ養フ」という表現にある「素」とは、このコンピテンシーにほかなりません。そして、グローバル化の原点は、多様性と個性を尊重して、世界各国で見聞を広げ専門性を身につけ、本学の前身である英吉利法律学校を立ち上げた創立者達の実践のなかに見出すことができます。今、まさに、中央大学の大学としての価値と力が求められ、また試される時代が到来していると言って過言ではありません。

 今日、中央大学は、「行動する知性。―Knowledge into Action―」をユニバーシティ・メッセージとして、世界基準での大学の発展を目指して、グローバル・コンピテンシーの養成とグローバル・プロフェッショナルの育成を全学的に加速させています。創立140周年にあたる2025年に向けて策定された「中長期事業計画Chuo Vision 2025」に基づき、新しい学部・学科を創設し、都心に斬新なキャンパスを整備する計画が動き始めます。今年2019年4月には「国際経営学部」を多摩キャンパスに、「国際情報学部」を市ヶ谷田町キャンパスに開設します。多摩と都心とのキャンパス整備による教育研究環境と学生生活環境の充実に向けた取組みが始動します。

 中央大学は、世界に開かれるとともに、ダイバーシティ推進をはじめ国連の提唱する「持続可能な開発目標Sustainable Development Goals SDGs」の実現に共に挑戦する人々・組織・社会との連携を深め、異分野融合によるイノベーションを起こし、教育研究の豊かさを増して、グローバル・ユニバーシティーとしての大きな展開を遂げようとしています。世界基準の研究力をベースにして、タフな実学教育とハートフルな修学環境をさらに高めることで、本学の潜在的強みを顕在化させ、伝統ある教育研究を未来指向で展開して参ります。

 引き続き、多くの皆さまとともに夢を共有し、ご理解と御支援を賜れば幸甚に存じます。本年が、皆さんにとって幸福な一年となりますことを祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

 

2019年1月1日     

中央大学学長 福原紀彦