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2016年05月16日

大韓民国国会議長 鄭義和 氏の特別講演会を行いました

 5月16日、大韓民国国会議長である鄭義和氏が本学多摩キャンパスに来訪され、本学学生に向け特別講演会を行いました。

 

 

 鄭議長は、5月17日開催予定の、韓日の国会議員が両国の未来と協力・東アジアの繁栄と発展等について話し合う「韓日議会未来対話」に出席するために来日されました。

 本学への来訪は、鄭議長のお父様が本学法学部を卒業されたというご縁を端緒に実現したもので、「特別なご縁もあり、日本を支える知性を輩出している中央大学でこのような機会をいただけたことを光栄に思います。」と出迎えた深澤理事長、酒井総長・学長に述べられました。

 

 特別講演会は、多摩キャンパス8207号室にて「韓日関係、義を以って和を成す」をテーマに行われ、300名以上の学生が参加しました。鄭議長は講演会のなかで、冷戦時代よりも冷え込み、“アジアパラドックス”と呼ばれている現在の北東アジア情勢について触れ、韓国と日本が、共に手を携え、北東アジア地域を人類の平和と繁栄を牽引する中心地域としなければならないとし、「義」を以って「和」を成す(=「義」を実践し、行動で示すことで、国家間の信頼を築くことができ、それによって「和」を実現することができる)ことこそが、韓日両国はもちろん、北東アジア全体の繁栄を可能にする道であると述べられました。

 

 また、江戸時代に日本と朝鮮を往来した平和の使節である朝鮮通信使になぞらえ、韓日両国の若者に、21世紀の新しい韓日関係のための“新朝鮮通信使”になってほしいと学生たちに呼びかけました。

 

 真摯に語りかける鄭議長の講演は、学生にとって、自身の目の前のハードルだけにとらわれず、日本と韓国両国の未来や北東アジアの恒久的な平和秩序について考える貴重な機会となりました。