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2020年01月18日

【FLP国際協力プログラム】中川康弘ゼミ 総合政策学部2年 冨士ひなたさんによる報告「東京都立南多摩中等教育学校で訪問発表を行いました」

 

 日本語教育・多文化教育の観点から国際協力について深く学んでいる私たち中川ゼミは、2019年12月19日(木)、八王子市にある都立南多摩中等教育学校を訪れました。そして同校進路指導主任である徳武英人先生のご厚意により、生徒たちにベトナム・フエで11月に行った実態調査の成果を発表しました。

 はじめに、ベトナムへの理解を深めてもらうために、クイズを交えながらベトナム事情の紹介をしました。思った以上に生徒たちの正答率が高く、楽しいウォームアップの時間になりました。続いて、フエ大学のベトナム人日本語教師、現地で活動する青年海外協力隊日本語教師/障害児・者支援隊員へのインタビューや、日本語を学ぶベトナム人学生との交流、および参与観察など調査の成果に触れ、私たちが考察した点についての発表を行いました。

 発表では、中学生・高校生に向けて私たちなりにアレンジした内容を扱ったので、うまく伝えられているかとても不安でした。しかし、生徒たちは真剣に耳を傾けてくれて、発表後のフィードバックでも、「ベトナムに対するイメージが変わった」「ベトナムに行ってみたいと思った」などのコメントをもらうことができました。終了後は充実感とともに報告の難しさも感じたのですが、成果を多くの人に発信し、社会に還元すること自体が国際協力の第一歩につながりますし、何より、「人に伝える」という行為を通じて発見や学びを得たことは、私たち一人ひとりにとって貴重な経験になりました。今後さらにゼミでの学びを深めていこうと、思いを新たにしたところです。

 なお、南多摩中等教育学校は、私(冨士)の母校でもあります。かつて過ごした母校をこのようなかたちで再訪できたので、実に感慨深いものがありました。同校では教育の一環としてベトナムへのスタディツアーを予定しているとのことでしたので、今回の発表が少しでも後輩たちの国際理解のきっかけになれば、先輩として、とてもうれしく思います。

 

(報告者:総合政策学部2年 冨士ひなた)