広報・広聴活動

どなたでも学べる中央大学クレセント・アカデミー(生涯学習講座)アラフォーからのメンタルヘルス --ひとりぼっちにならない社会について、ワークをしつつ考えてみませんか!?

2019年07月09日

 中央大学(学長:福原紀彦)では、社会に広く開かれた講座として「中央大学クレセント・アカデミー」を開講しています。既に四半世紀を越える歴史を積み重ねており、地域の皆さまをはじめ、ビジネスパーソン、本学の在学生・卒業生など、幅広い層と世代の皆さまに受講いただいています。

 そのなかで、本年度から新たに開講する19の講座のひとつとして、来る8月8日(木)13:30より、本学多摩キャンパスにおいて、本学学生相談室心理カウンセラー・精神保健福祉士 倉島 徹による「アラフォーからのメンタルヘルス –ひとりぼっちにならない社会について、ワークをしつつ考えてみませんか!?-」(全3回)を開講いたします。

 深刻な社会問題として認識されてきたテーマを、先ずは取り組みやすく知見をひろめる講座となっておりますので、ご紹介いただければ幸甚です。また、本講座は当日のご取材が可能となっております。ご取材いただける場合は、別紙「取材申込書」(PDF)を中央大学広報室へご送付いただけますと幸甚です。ご検討の程宜しくお願いいたします。

アラフォーからのメンタルヘルス
–ひとりぼっちにならない社会について、ワークをしつつ考えてみませんか!?-(全3回)

 現在、40代から60代半ばのひきこもり状態の人が全国で約60万人いるといわれています。また、中高年のひきこもりの人に関する事件も続発しており、大きな社会問題となっています。
 アラフォーからのメンタルヘルスには、80歳代の親と50歳代のひきこもりの子を意味する「8050問題」、子どもの独立後に母親が憂鬱で不安な気持ちを感じる「空の巣症候群」、熟年離婚、更年期、孤独、うつ、老老介護、年金経済問題、支援へのつながりにくさなど様々な課題があります。
 本講座では、長年にわたり引きこもり等の若者や家族の支援に携わっている専門家を講師としてむかえ、まずアラフォーからのメンタルヘルスについて概説をお話した上で、「家族以外の社会との」ネットワークづくりのために、気軽にできるワークを実施します。
 このワークは、偏愛マップを用いた自己紹介ゲーム、ひとりぼっちにならないために何ができるか?何ができたらいいか?自由に意見を出し合うワールドカフェ形式で行い、アラフォーからのメンタルヘルスについての知識を深めてまいります。
 

倉島 徹プロフィール

 東京大学法学部卒業。中央大学学生相談室心理カウンセラー。精神保健福祉士。公認心理士。明治大学兼任講師。公益社団法人青少年健康センター 支援スタッフ。東海大学非常勤講師。平塚看護大学校非常勤講師。帝京中学校・高等学校カウンセラー。公益社団法人青少年健康センターにおいて、ひきこもり等の若者・家族相談や心理教育プログラムを30年間行っている。日本学校メンタルヘルス学会理事。日本精神衛生学会理事。

講座概要

講座名:アラフォーからのメンタルヘルス 
      –ひとりぼっちにならない社会について、ワークをしつつ考えてみませんか!?-
講 師:倉島 徹(中央大学学生相談室心理カウンセラー・精神保健福祉士)
日 時:2019年8月8日(木)、22日(木)、29日(木)各13:30~15:00
内 容
(第1回)8月8日:アラフォーからのメンタルヘルスの課題、概要についての講義を中心に行います。
(第2回)8月22日:楽しく、ゆるいネットワークづくりとは?気軽にできるワークをしながら体験していただきます。
(第3回)8月29日:ひとりぼっちにならないために何ができるか?ワールドカフェ形式で理解を深めていただきます。
対 象:どなたでも可
定 員:30名程度
会 場:中央大学多摩キャンパス(東京都八王子市東中野742-1)
受講料:8,800円

<本件に関するお問い合わせ>
 中央大学クレセント・アカデミー事務室
  TEL:042-674-2267 Email:crescent@tamajs.chuo-u.ac.jp

<取材に関するお問い合わせ>
 中央大学広報室
  TEL:042-674-2050 FAX:042-674-2959 Email:kk@tamajs.chuo-u.ac.jp