広報・広聴活動プレスリリース

2018年05月25日

可視光で働く新しい光触媒を創出
-常識を覆す複合アニオンの新材料を発見-

東京工業大学
中央大学

 

【要点】
○酸素とフッ素を構成元素に含む可視光応答型の新しい光触媒を開発
○アニオン複合化で得られる結晶構造を活用し太陽光の主成分を効率よく吸収
○太陽光をエネルギー源に水から水素を製造、CO2も有用化学物質へ変換

 

【概要】
 東京工業大学 理学院 化学系の前田和彦准教授、石谷治教授、栗木亮大学院生・日本学術振興会特別研究員らは中央大学 理工学部の岡研吾助教と共同で、鉛とチタンからなる酸フッ化物(用語1)が可視光照射下で光触媒として機能することを発見した。
 酸フッ化物が例外的に小さなバンドギャップ(用語2)を有していることから光触媒の可能性を検討して実現した。可視光照射下で、水からの水素生成や二酸化炭素(CO2)のギ酸(用語3)への還元的変換反応に対して活性となるため、幅広い分野での応用が期待される。
 これまで、酸フッ化物はバンドギャップが大きく、可視光応答型光触媒として不向きと考えられていた。今回の前田准教授らの発見により、物質探索の対象にならなかった新たな材料群に、革新的光触媒機能を見い出せる可能性が見えてきた。
 研究成果は2018年5月7日、アメリカ化学会誌「Journal of the American Chemical Society」オンライン版に掲載された。

 

プレスリリース全文は以下のPDFよりご確認いただけます。

 

 

【問い合わせ先】
東京工業大学 理学院 化学系 准教授

前田 和彦(まえだ かずひこ)
Email: maedak◎chem.titech.ac.jp
TEL: 03- 5734 -2239
FAX: 03- 5734 -2284

 

中央大学 理工学部 助教
岡 研吾(おか けんご)
Email: koka◎kc.chuo-u.ac.jp
TEL: 03-3817-1905

 

【取材申し込み先】
東京工業大学 広報・社会連携本部 広報・地域連携部門
Email: media◎jim.titech.ac.jp
TEL: 03-5734-2975 FAX: 03-5734-3661

 

中央大学 広報室広報課
Email: kk◎tamajs.chuo-u.ac.jp
TEL: 042-674-2050  FAX: 042-674-2959

 

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