父母連絡会

【支部活動報告】就活戦線異状あり!? 初めての学術講演会、大成功!(沖縄県支部)

2015年11月05日

 ハイサイ! 沖縄県支部は10月17日(土)、中央大学が学術研究の成果を社会に還元することを目的とした「学術講演会」を初めて開催しました。テーマは、私たち親が一番興味を示す、経済学部の阿部正浩教授によります「就活戦線異状あり!?」です。3月下旬に開催決定後、行政への後援依頼、ポスター・チラシの作製、父母連絡会会員、学員会沖縄支部、企業、大学・専門学校、関係機関への参加依頼、フェイスブックの活用、ポスターの掲示、新聞への告知と考えられることはすべて行いました。

 当日は、父母連絡会会員27人を含む63人が参加し、就活に関心のある40~50代の参加者が多く見られました。阿部教授から、労働市場の変化と若者の働き方、就職活動がどう変わっていくかが分かりやすく解説され、社会人先輩としての親の役目、就活については、早めに中小企業での内定を1つ取り、それから大手の内定を取ることの勧めがありました。当日のアンケートからは、満足度も高いものがあり、「大変分かりやすく、また、学生をしたくなった」「色々な情報がいただけると助かる」という声もありました。

 各学校では、進路担当者を配置し、学生への進路や就職の相談活動に力を入れ、親に対しても情報提供を行っています。親も、子の自立を阻害しないように気を付けながらも、就活の現実を把握し、子の不安を解消する先輩としてのアドバイスが求められます。

 行政も、企業に対して、雇用の質の改善を求め、人材不足の解消、職種間のミスマッチ、労働条件のミスマッチの解消に努めています。

 若者が希望を失うことなく未来志向が出来るように、親が、学校が、企業が、行政がお互い連携しながら、対応することが大事だと感じました。

 学術講演会講師の阿部正浩教授と沖縄労働局の松嶋歩職業安定部長、アドバイスをいただいた中央大学学事課の皆様、御協力いただいた関係者に、厚く御礼申し上げます。いっぺー、ニフェーデービたん(どうもありがとうございました)。

(平良昌史支部長)