父母連絡会

【支部活動報告】Swing Crystal Orchestra鑑賞(東京都多摩支部・埼玉県支部)

2015年03月04日

東京都多摩支部

 東京都多摩支部は2月22日(日)、埼玉県支部主催のSwing Crystal Orchestra第57回リサイタル鑑賞会に16人で行ってまいりました。外は冬の寒さでしたが会場のヤクルトホールは満席で熱気にあふれていました。
 レギュラーバンドによる1stステージは緊張も御愛嬌のトークで始まり、さすが数々のコンクールで実績を積んだ演奏が続きます。2ndステージ前半は仮装をしたJr.バンドの登場です。メンバーは笑顔いっぱいの演奏ですが、仮装はショーのためではなくレギュラー入りを目指すための試練と聞きました。セクシーな男子の仮装あり、?という仮装もあり、目でも楽しませていただきました。
 後半はOB・OGバンドです。こちらは演奏もトークも余裕さえ感じます。卒業後も音楽を通してずっとつながりがあるのは良いものです。「フランク・シゲトラ」スイング部監督のNew York ,New Yorkは圧巻でした。でも、3rdステージの最後を飾った4年生を中心としたレギュラーバンドの独自にアレンジをされたSpainで場内のムードは最高潮に達したのではないでしょうか? ピアノのソロ、各パートのセッション、4年間の思いを込めた演奏に気持ちが高まりました。
 客席も楽しくスイングした3時間半、ありがとうございました。その陰にレギュラーバンドにはい上がり、閉門まで残って練習をしていた学生さんの大変な努力があったことを忘れてはいけないですね。皆様お疲れさまでした。これからもSwing Crystal Orchestraのますますの御活躍をお祈り申し上げます。
(中村智子支部長)

埼玉県支部

 2月22日(日)、新橋ヤクルトホールにおいて、中央大学スウィングクリスタルオーケストラ第57回リサイタルが開催されました。埼玉県支部(神波豊支部長)が鑑賞会を主催し、首都圏八支部で100人余の会員が集結、ビッグバンドの演奏を堪能してまいりました。
 リサイタルは3部構成になっており、ファーストとサードのステージはレギュラーバンドの演奏、セカンドステージは前半が1・2年生のジュニアバンド、後半がOBの演奏でした。ファーストステージを終え休憩時間の後、セカンドステージの幕が開きましたが、何と、奏者が全員仮装しているではありませんか。パートごとにテーマがあり、サックスがジブリ、トロンボーンがウォーリーを探せ、トランペットがセーラームーン、リズム隊がルパン三世+コナンとのこと。耳だけでなく視覚も楽しませてもらいました。OB演奏では、卒業しても仲間と音楽を楽しめる姿は良いものだと感じました。
 レギュラーバンドの演奏は圧巻でした。ファーストステージのオープニングから奏者と聴衆の一体感がありました。ジャズのリズムにのみ込まれ、会場がとても心地良い空気に包まれました。サードステージは中央大学校歌でスタート、いつもとは一味違う校歌に聴き入りました。レギュラーバンドで特に印象深かったのはサックスで、ソプラノとアルトが男子学生、テナーとバリトンの大きな楽器を女子部員が演奏していたことです。大きな楽器を男子よりも少ない肺活量でよく鳴らし歌い上げていたのは、本当にすごいと思いました。サックスに限らず、女性が思い切りの良い堂々とした演奏で、男性の方がむしろ繊細な響きだったのは面白かったです。曲ごとに聴かせどころのあるソロ奏者が登場しましたが、どなたの演奏も素晴らしく感心しました。日頃の練習が垣間見えました。
 熱演を聴き、すてきな時間が過ごせました。次回リサイタルも楽しみにしております。
(塚原真理副支部長)