教養番組「知の回廊」

11月放送の第99回「都市成長戦略の再検討~八王子市まちづくり座談会~」について

2014年11月21日

座談会の様子(八王子市役所にて)

11月放送の番組は、商学部の斯波照雄教授による「都市成長戦略の再検討~八王子市まちづくり座談会~」です。
J:COMチャンネル八王子で、月・水・金 22:00~、水・日 6:30~、土 21:00~、日 23:00~の時間帯で好評放送中ですので、まだご覧になっていない方は是非ご試聴ください(YouTube中大チャンネルやiTunes Uでもご覧いただけます)! 
【番組内容】
『都市』とは、商業や工業に携わる人々の居住地です。現在のヨーロッパ都市の多くは、ローマ人集落に端を発しています。それが商工業の発展とともに都市へと成長し、周辺の農村と相互に作用しながら歴史的な変遷を続け、現在に至ります。
現在の日本の都市に目を向けると、多くの地域で商業の停滞の深刻化や、少子高齢化による人口減少、観光不況、自治体の財政難などを背景に、まちづくりの活性化が求められています。
中央大学のある八王子市は、多摩地区の中心都市として、21の大学を抱える国内有数の学園都市であり、高尾山に代表されるように、観光地としても全国的に有名です。さらに、2015年4月に中核市へと移行することになり、福祉や都市計画など事務権限の一部が東京都に移され、事務の効率化や独自のルールづくりが可能となります。国内の少子高齢化が進むなか、八王子市はどのようにして、個性ある魅力的なまちづくりを目指して行くべきでしょうか?
今回は、都市史・商業史から、まちづくりの在り方を研究されている商学部の斯波照雄教授と、八王子市の石森孝志市長、そして八王子市の成長戦略を担う有識者の皆さんと座談会を行い、これからの八王子市のまちの発展について語り合います。