Eventイベント

教養番組「知の回廊」

教養番組『知の回廊』監修教員による特別講演会「ジャーナリズム教育がもたらす知の継承 ~台湾二二八事件の取材現場から~」のお知らせ

日程
2014年3月13日(木) 18:30~20:30 (18:00~開場)
場所
京王プラザホテル八王子5 階( 八王子市旭町14 - 1)
日程
2014年3月13日(木) 18:30~20:30 (18:00~開場)
場所
京王プラザホテル八王子5 階( 八王子市旭町14 - 1)
講演者
松野 良一( まつの りょういち) 中央大学総合政策学部教授
専門分野 メディア論、ジャーナリズム論
1956 年生まれ。九州大学教育学部(心理学専攻)卒業。筑波大学大学院教育研究科修了。博士(総合政策)中央大学。朝日新聞社会部記者、TBS プロデューサーを経て、現職。1996-97 年、ハーバード大学客員研究員(フルブライト留学)。研究テーマの1つが、取材活動と能力開発の関係性について。また松野良一ゼミはこれまで、グッドデザイン賞、ポッドキャスティングアワード最優秀賞、「地方の時代」映像祭優秀賞、飛騨高山ドキュメンタリー映画祭大賞、「開発教育/国際理解教育コンクール」外務大臣賞、東京ビデオフェスティバル「筑紫哲也賞」など、多数の受賞実績を持つ。毎年、多くのゼミ生がマスコミ業界に就職する。著書に、『市民メディア論』(ナカニシヤ出版)、編著・監修に『映像制作で人間力を育てる』(田研出版)、『戦争を生きた先輩たちⅠⅡ』『デジタル時代の人間行動』『市民メディア活動』(中央大学出版部)、訳書に『パブリック・アクセス・テレビ-米国の電子演説台』(中央大学出版部)などがある。
内容
中央大学とJCNテレメディア八王子が共同で制作している、教養番組『知の回廊』では、番組内容への理解をより深めていただけるよう、今年度放送した番組の監修教員による特別講演会を開催致します。
今回は、2014年2月1日からJCNテレメディアチャンネルで取り上げた「台湾二二八事件」を題材とした講演となります。皆さま、ふるってご参加ください。

【講演内容】
ジャーナリズム教育がもたらす知の継承~台湾二二八事件の取材現場から~
1947 年2 月28 日に発生した、台湾二二八事件。
推定死亡者数は最大2 万8 千人といわれる粛清事件は、中国国民党による恐怖政治と戒厳令によって、約40年もの間、報道の自由が制限されていました。しかし、1988 年に就任した李登輝総統による民主化が進むにつれて、その実態が明らかにされました。
現在の台北二二八紀念館には、中央大学の学生帽が展示されています。
実は、この事件に巻き込まれた人たちの中には、中央大学など日本の大学で学んだ、台湾人エリートが多かったのです。
事件から65 年が経過した2012 年、中央大学FLP ジャーナリズムプログラム・松野良一ゼミでは、この帽子の持ち主を探すことをきっかけとして、二二八事件に巻き込まれた中大卒業生を調査するためのプロジェクトを発足させました。そして、実際に学生たちが台湾へ渡り、受難者家族の方々から直接お話を伺う現地調査を進めてきました。
若い学生たちが台湾の歴史を学び、今の台湾を歩き、生きた証言をまとめてゆく…。
大学におけるジャーナリズム教育が、いかに学生たちを成長させたかについてお話します。
定員
120名
参加費
無料
参加手続き
下記の申込用紙の該当欄に記入のうえ、JCNテレメディア八王子にFAXにてお申し込み下さい。
企画実施名義
主催: 中央大学、JCNテレメディア

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