研究開発機構

理工学部教授 竹内 健:NEDO IoT推進のための横断技術開発プロジェクトに採択

2016年07月11日

理工学部教授(電気電子情報通信工学科)竹内 健が、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の委託事業である「IoT推進のための横断技術開発プロジェクト」に採択されました。本学を代表として、東京工業大学、富士通株式会社、日本電気株式会社と共同で、5年間の予定で実施されます。

 

あらゆるモノがインターネットにつながって相互に通信を行うIoT(Internet of Things)時代の到来により、大量のデータが社会に流れることになります。本委託事業は、そうしたデータを収集、蓄積、解析するために必要となる基盤技術やセキュリティ技術を開発し、社会実装を進めるものです。


採択課題:高速ストレージクラスメモリを用いた極低消費電力ヘテロジニアス分散ストレージサーバーシステムの研究開発

概要:高速で大容量な異種メモリで構成される、高速かつ低電力な分散ストレージサーバーシステムと、各種
メモリの利点を引き出すヘテロジニアス(非均質)分散データベースを開発します。高速な不揮発性メモ
リに最適なソフトウェア(メモリ管理ミドルウェア、メモリコントーラ等)を開発し、ハード・ソフトの垂直連携
を行います。また、多種多様なIoTのサービスに対応するため、データセンタにおいてアプリケーションに
応じてオンデマンドで最適なハード・ソフト構成を構築するICTシステムを開発することにより、10倍以上
の性能向上と1/10以下の電力削減を実現します。


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