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平成25年度 中央大学学術研究奨励賞受賞者一覧

(順不同・敬称略)

氏名
(ふりがな)
所属身分
研究業績等の内容(要旨) 他機関からの受賞
○受賞名
○授賞機関
○受賞日
奨励賞推薦理由(要旨)
早坂 七緒
(はやさか ななお)
理工学部・教授
学術図書としてWilhelm Fink社(ドイツ)より "Robert Musil UND DER GENIUS LOCI" を
上梓した。
日本オーストリア文学会賞 20世紀のドイツ語圏における最高の長編小説作家であるローベルト・ムージル (1880-1942年)の各地の住環境を中心に調査研究した著者の数十年におよぶ研究の成果である本書は、国際ローベルト・ムージル学会他により高い評価を受け、ドイツやオーストリアの新聞等にも紹介された。日本学術振興会が初めて海外の出版社より成果を公開させた学術図書であり、この業績は奨励賞にふさわしいと考えるので、早坂氏を候補者として推薦する。
日本オーストリア文学会
2013年5月26日
新妻 実保子
(にいつま みほこ)
理工学部・准教授
「空間メモリ:空間知能化のためのヒューマンインタフェース」の業績が認められ、日本機械学会より日本機械学会奨励賞(研究)を受賞した。 日本機械学会奨励賞(研究) 日本機械学会奨励賞(研究)は、機械工学または広く産業社会に関わる主として研究上の業績において特に優れている、35歳以下の若手に授与される名誉ある賞である。受賞対象となった「空間メモリ:空間知能化のためのヒューマンインタフェース」は空間内に存在する多様な機器を統一的に使用可能にするユーザインタフェースであり、実空間とデバイス及び電子的空間と人とをつなぐ他に類を見ないアプローチである。さらに、空間メモリは空間における人の活動の記述とみなすことができ、人の活動状況に応じた働きかけを行う空間知能化のプロセスを発展させるものとして期待できるとして奨励賞を受賞するに至った。これより中央大学学術研究奨励賞に推薦する。
日本機械学会
2013年4月19日
田村 雄介
(たむら ゆうすけ)
理工学部・助教
人の動作からの意図推定とそれに基づいた支援システムの研究により、日本機械学会から奨励賞を受賞した。 日本機械学会奨励賞(研究) 日本機械学会奨励賞(研究)は、機械工学または広く産業社会に関わる主として研究上の業績において特に優れている、35歳以下の若手に授与される名誉ある賞である。受賞対象となった「人の動作からの意図推定とそれに基づいた支援システムの研究」において候補者田村氏は、人間の動作認識に基づいた空間情報と時系列情報を、確率モデルによって統合した意図推定手法を提案し、さらには意図推定に基づいた卓上作業支援システムの開発を行った。提案システムは、多品種少量生産が中心となる生産現場において、人間の持つ柔軟性と機械の持つ迅速性・確実性をうまく融合するものであり、非常に独創的かつ広く産業界に貢献することが期待されるものであると認められ、本受賞に至った。これにより中央大学学術研究奨励賞に推薦する。
日本機械学会
2013年4月19日
鈴木 俊幸
(すずき としゆき)
文学部・教授
『江戸の読書熱』(2007年、平凡社)・『絵草紙屋 江戸の浮世絵ショップ』(2010年、平凡社)・『江戸の本づくし』(2011年、平凡社)・『書籍流通史料論 序説』(2012年、勉製出版)等書籍文化史関係の一連の著述。および『近世書籍研究文献目録』(2007年増補改訂版、ぺりかん社)の工具書の発行と年刊誌『書籍文化史』発行による学会への寄与。 岩瀬弥助記念書物文化賞 候補者が受賞した岩瀬弥助記念書物文化賞は、書物文化についての上質かつ労作の研究を奨励、顕彰するものであり、書物のもつ世代を超えた情報伝達機能にかかわる研究論文、著書、事業を対象に贈られるものである。本賞は5年に一度のものであり、書誌学や歴史学の有識者・大学教授から構成される選考委員会によって、3人の受賞者のうちの一人として選出された。
候補者は、近世文学研究の主題である作品研究を踏まえつつ、従来ほとんど顧みられなかった書籍の流通過程に着目し、多くの新しい史料を開拓しながら、蔦谷重三郎を初めとする江戸の出版文化の実相を独創的かつ実証的に余すところなく明らかにした。候補者の研究成果は、『江戸の読書熱』『江戸の本づくし』のような一般啓蒙書に始まり、『近世日本における書籍・刷物の流通と享受についての研究』(科研費報告書)、『書物流通史料論 序説』のような学術研究に至るまで幅広く、受賞に際しては、そうした点が大きく評価されたものといえる。候補者が切り開いてきた研究分野は、今日の近世書籍文化史研究の発展に対して多大な貢献をなすものであり、中央大学学術研究奨励賞に相応しいと考えられるので強く推薦したい。
愛知県西尾市
2013年10月26日