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平成23年度 中央大学学術研究奨励賞受賞者一覧

(順不同・敬称略)

氏名
(ふりがな)
所属身分
研究業績等の内容(要旨) 他機関からの受賞
○受賞名
○授賞機関
○受賞日
奨励賞推薦理由(要旨)
千葉 謙悟
(ちば けんご)
経済学部准教授
著書『中国語における東西言語文化交流』(三省堂、2010年)
第39回金田一京助博士記念賞 上記著書は、中国語音韻論・諸方言、西洋諸言語及び歴史文献に関する幅広い知識を駆使し、近代中国における西洋の地名、人名、概念等の翻訳語の創造と伝播の過程を緻密に分析した労作であり、中国語学の領域でのすぐれた専門研究であるにとどまらず、ことばの面から東西の文化交流史を鮮やかに描き出した研究書である。本書は学界で高く評価され、日本及び周辺諸民族の言語、文化についての研究で一年間に出版された特に優れた著書に与えられる金田一京助博士記念賞を受賞した。このため、中央大学学術研究奨励賞候補者として推薦する次第である。
金田一京助博士記念会
2011年12月18日
上村 慎治
(かみむら しんじ)
理工学部教授
下記論文に対する論文賞
Zool.Sci.27:279-284.(2010)
Single-Cell Electroporation of Fluorescent
Probes into Sea Urchin Sperm Cells and Subsequent FRAP Analysis.
Takao,D.andKamimura,S.
動物学会論文賞(藤井賞) 日本動物学会は、基礎的な動物科学の分野をサポートしてきた国内でもっとも長い歴史(130年)ある学術団体の1つである。この学会は、毎年、出版した国際誌(Zoological Science)の中から分野ごとに優れた論文を表彰しているが、2011年度の論文賞(基金寄付者の故藤井良三博士の名前に由来する藤井賞と同じ)上記の論文業績が動物生理学部門で選出されたので、ここに中央大学学術奨励賞候補者として推薦いたします。
社団法人日本動物学会
2011年9月22日
庄司 裕子
(しょうじ ひろこ)
理工学部教授
「飽き」という主観的な評価の過程を、類似した刺激の連続に対する主観的な評価の低減という観点からモデル化し、その有効性を示した。 日本感性工学会論文賞 候補者は、飽き(マンネリ感)という主観的な評価の過程を、「類似した刺激の連続に対する主観的な低減」という観点からモデル化した。そして、評価実験を通じてモデルの妥当性を示した。本研究の成果は、継続的に利用しても飽きない情報推薦システムや情報サービスの実現に向けて有用な知見として高く評価され、日本感性工学会より論文賞を受賞した。今後さらなる研究の発展も期待され、学術研究奨励賞候補者への推薦に値する。
日本感性工学会
2011年9月3日
鳥海 重喜
(とりうみ しげき)
理工学部助教 
オペレーションズ・リサーチ誌55巻6号に掲載された論文「海上航路ネットワークを用いたコンテナ船の運航パターン分析」 第31回事例研究賞 本研究は、全世界を対象として、コンテナ船の運航パターンを分析し、社会情勢や地球環境等が変化した際のコンテナ船航路への影響を評価している。具体的には、ソマリア沖の海賊を回避するための迂回や北極海航路の活用による短縮効果など近年注目されている事例に取り組み、大きな成果を上げている。本研究の成果の一部は、日本経済新聞にも取り上げられており、社会的に広く影響を与えている。以上より、学術研究奨励賞に推薦する。
社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会
2011年9月16日
中村 太郎
(なかむら たろう)
理工学部准教授
ミミズの移動手法を規範とした蠕動運動型移動機構の開発とその応用の研究により文部科学省から文部科学大臣若手科学者賞を受賞した。 文部科学大臣表彰若手科学者賞 候補者が受賞した文部科学大臣表彰若手科学者賞は、萌芽的な研究、独創的視点に立った研究等、高度な研究開発能力を示す顕著な研究業績をあげた40歳未満の若手研究者を対象に贈られる賞である。
候補者は、ミミズの移動手法を規範とした蠕動運動型移動機構の開発とその応用に関する研究が、独創性、新規性、発展性、産業社会への貢献度において、特に優秀であると認められ本受賞に至った。本賞は私立大学の受賞が少ない中においての受賞であり、中央大学の名声を高めるばかりでなく、世界をリードする日本のロボット界において、高い評価を得た本候補者の研究業績は、本学学術研究奨励賞にふさわしいものと確信し、本候補者を推薦する。
文部科学省
2011年4月18日
松井 知己
(まつい ともみ)
理工学部教授 
ゲーム理論における古典的な問題である安定結婚問題において、長年未解決であった均衡点判定問題に対し、多項式時間可解性を示した。 第1回研究賞 安定結婚問題は、1962年に提案された、ゲーム理論における古典的な問題である。安定結婚問題においてプレイヤーが虚偽の申告をした際の均衡点判定問題は、長年未解決の問題であった。被推薦者は、この問題が多項式時間で解けることを初めて示した。また他にも、多重彩色問題、多次元割当問題、理想サンプリング法について、近年重要な結果を挙げており、これらの結果に対し、日本OR学会より研究賞を授与されている。
社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会
2011年9月16日
服部 龍二
(はっとり りゅうじ)
総合政策学部教授 
日中正常化の政治過程を史料に基づき丹念に跡付け、現代における諸課題の源流を解明し、関わった人々の人間像を描きだすことで、歴史的事業とリーダーシップの相補性を論証した。 第23回アジア・太平洋賞特別賞 著書「日中国交正常化―田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦」(中央公論新社、2011年)で毎日新聞社・(社)アジア調査会主催の「アジア・太平洋賞特別賞」という高い評価を受け、現代史の分野において多大な貢献をした。激しく変化する時代にあって時代を見つめる慧眼は歴史に根ざして育てられることを具体的に示した仕事である。現代史に関わる服部先生の多くの著作はすでに専門家から高く評価されており現代史の旗手として嘱望されていることに鑑み、今回の受賞を機に中央大学学術研究奨励賞に推薦することとした。
毎日新聞社
社団法人アジア調査会
2011年11月14日