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平成22年度 中央大学学術研究奨励賞受賞者一覧

(順不同・敬称略)

氏名
(ふりがな)
所属身分
研究業績等の内容(要旨) 他機関からの受賞
○受賞名
○授賞機関
○受賞日
奨励賞推薦理由(要旨)
大淵 博義
(おおふち ひろよし)
商学部教授
著書『法人税法解釈の検証と実践的展開』 第19回租税資料館賞 上記著書は、最近の訴訟事件を題材に、法人税法における主要な問題点に焦点をあて、その解釈のあり方を論じたものであり、著者の豊富な実務経験と幅広い知識に基づき、憲法上の租税法律主義の遵守を基本的な立場として、明快でわかりやすく、一貫性のある論述を展開した労作である。このたび、税法学分野の研究業績として高く評価され、この分野では学会受賞に相当する租税資料館賞を受賞したので、中央大学学術研究奨励賞候補者として推薦する次第である。
公益財団法人租税資料館
2010年11月19日
村瀬 和典
(むらせ かずお)
理工学部教授
流動床における凝集体形成に重要な液架橋力の解析を、現実の系に応用できる3粒子系で行い、静的液架橋力および動的液架橋力に関わる因子を明らかにした。 APT Distinguished Paper Award 村瀬教授を筆頭とし、学生3名との共著の原著論文を粉体工学会の欧文誌Advanced Powder Technology に発表し、学術的価値ばかりでなく実用的価値も認められ、論文賞(APT Distinguished Paper Award)を受けた。このことは中央大学における研究水準の高さを証明するものであり、大学の評価を高めたと言える。中央大学学術研究奨励賞を受けるのに相応しい。
粉体工学会
2009年12月19日
杉本 真優
(すぎもと まや)
理工学部助教
表面強化処理鋼の長寿命疲労領域における内部破壊の現象を解明し、内部疲労破壊防止に対する方向性を示した。 日本ばね学会論文賞 候補者はショットピーニングを施したばね鋼の疲労特性について、詳細な観察を通して疲労き裂の発生箇所を特定し、内部破壊に対する不完全焼入れ組織の影響を明らかにした。そして、すでに多くの研究がなされている非金属介在物を起点とする内部破壊との類似点や相違点を明らかにしてきた。このような知見は機器の安全性・信頼性向上につながるもので、さらなる研究の発展が期待される。よって学術研究奨励賞候補者に推薦する。
日本ばね学会
2010年11月5日
金澤 健二
(かなざわ けんじ)
理工学部教授
表面強化処理鋼の長寿命疲労領域における内部破壊の現象を解明し、内部疲労破壊防止に対する方向性を示した。 日本ばね学会論文賞 候補者はショットピーニングを施したばね鋼の疲労特性について、詳細な観察を通して疲労き裂の発生箇所を特定し、内部破壊に対する不完全焼入れ組織の影響を明らかにした。そして、すでに多くの研究がなされている非金属介在物を起点とする内部破壊との類似点や相違点を明らかにしてきた。このような知見は機器の安全性・信頼性向上につながるもので、さらなる研究の発展が期待される。よって学術研究奨励賞候補者に推薦する。
日本ばね学会
2010年11月5日
中村 太郎
(なかむら たろう)
理工学部准教授
ミミズの移動手法を規範とした蠕動運動型移動機構の開発とその応用の研究により日本機械学会から奨励賞を受賞した。 日本機械学会奨励賞 候補者が受賞した日本機械学会奨励賞は、機械工学または広く産業社会に関わる主として研究上の業績において特に優れていた、35歳以下の新進気鋭の若手に授与される名誉ある賞である。候補者は、ミミズの移動手法を規範とした蠕動運動型移動機構の開発とその応用に関する研究が、独創性、新規性、発展性、産業社会への貢献度において、特に優秀であると認められ本受賞に至った。世界をリードする日本のロボット界において、高い評価を得た本候補者の研究業績は本学学術研究奨励賞にふさわしいものと確信し、本候補者を推薦する。
社団法人日本機械学会
2010年4月23日
今村 壮輔
(いまむら そうすけ)
理工学部助教
光合成微生物において、ゲノム情報を基盤にした独自の手法を用いた研究を展開し、転写因子の機能について、新規の概念・知見を数多く解明した。 研究奨励賞 光合成研究は、光エネルギーの効率的利用や脱化石エネルギー、食糧問題などの解決手段としてその基礎研究の進展が期待されている。陸上植物が行う光合成を理解する上で、多様な光合成微生物の代謝過程を詳細に明らかにすることは非常に重要である。今村壮輔氏は、その独創性や研究への真摯な姿勢、豊富な実験量によって、この研究分野で新規な概念・知見を数多く見出し、国際的に高く評価されている。なかでも、1)植物に特異的に見出される代謝機能の解析を進め、教科書的な概念を覆すユニークな知見を世界に発信した事(EMBO J,2008)、2)植物における窒素代謝を制御する転写因子の同定と機能解析に世界で初めて成功した事(PNAS,2009)は高く評価されている。これらの成果に基づき、今村氏は、ゲノム情報を基盤にした微生物の普遍性と多様性に関する基礎的研究について優れた研究を活発に行い、将来の成果が期待される若手研究者(40歳未満)に贈られる、日本ゲノム微生物学会研究奨励賞を受賞するにいたった。このことは、今村氏の傑出した研究能力と将来性を示すものであり、新設間もない本学理工学部生命科学科にとっても広く顕彰されることを栄誉とするものである。よって、ここに中央大学学術研究奨励賞候補者として推薦致します。
日本ゲノム微生物学会
2010年3月8日
神山 直之
(かみやま なおゆき)
理工学部助教
1973年にJack Edmondsによって証明された有向木の詰め込みに関する定理の一般化 日本OR学会文献賞 1973年にJack Edmondsによって証明された有向木の詰め込みに関する定理はグラフ理論における最も有名な定理の一つであり、理論的にも応用的にも非常に重要な定理である。この定理の真の拡張は非常に困難であるという予想に反して、候補者の論文は拡張に成功し、分野にブレイクスルーをもたらし、日本OR学会より権威のある文献賞を受賞したことを鑑みて、推薦に値する。
日本OR学会
2010年3月4日
新妻 実保子
(にいつま みほこ)
理工学部助教
電動車イスのロボット化において、人から車イスへの簡便な指示入力、及び車イスから人への新しいコミュニケーション手法について提案した。 Best Paper Award 本論文は、電動車イスと人とのインタラクションについて扱い、人に連続的な指示入力を求めない簡便な入力方法を提案し、ロボットナビゲーション技術との統合により、柔軟な目的地の指示と移動を実現した点に特徴がある。加えて、自律移動機能を持つ車イスの動作を技術的知識のない搭乗者でも直感的に解釈可能にするためのコミュニケーション手法を提案し、特に振動触角刺激を用いた新しいインタフェースが高く評価できる。
2010 International Symposium on Micro-NanoMechatronics and Human Science
2010年11月10日
石島 博
(いしじま ひろし)
国際会計研究科准教授
パーソナルファイナンスに関する独創的で優れた研究『個別性と歪みを考慮した住宅価格分析とパーソナルファイナンスへの応用』を行った。 第5回日本FP学会賞
最優秀論文賞
日本FP学会は、2000年3月にパーソナルファイナンスの研究、教育・普及を目的に設立された学会である(会長は、中央大学でも教鞭を執られた貝塚啓明氏)。同学会賞は、2005年に若手研究者助成と研究振興の目的で設置され、本年度は第5回となる。最優秀論文賞を最高に優秀論文賞、奨励賞などが設けられているが、過去4回においては最優秀論文賞は「該当なし」とされており、今回が初の同賞の授与となる。実務への応用が期待される分野であり、本学教員の研究水準の高さを広く世間に知らしめたという点も加味し、奨励賞の候補者として推薦したい。
日本FP学会
2010年9月4日