社会科学研究所

公開講演会「グローバル化による環境の変容と国際連携ーモンゴルと近隣諸国を中心にー」開催報告(社会科学研究所)

2018年03月22日

【テーマ】 グローバル化による環境の変容と国際連携ーモンゴルと近隣諸国を中心にー

【日 時】 2018年3月19日(月)13:30~16:30

【場 所】 中央大学 駿河台記念館 320号室

【主   催】 社会科学研究所 研究チーム「環境社会的配慮と国際連携」

 

【要 旨】

 2018年3月19日に中央大学駿河台記念館320号室にて「環境社会配慮と国際連携チームによる公開講演会「グローバル化による環境の変容と国際連携~モンゴルと近隣諸国を中心に~」が開催され、次の3つ講演が発表されました。

 

1.清水 武則 氏

  (前モンゴル駐在特命全権大使)

  「新たな戦略的パートナーモンゴルの現状と日本の役割」

2.佐竹 元吉 氏

 (昭和薬科大学薬用植物園薬用植物資源研究室研究員)

  「モンゴルとミャンマーの伝統薬とその品質」

3.中野 智子 研究員

  (中央大学経済学部教授)

  「広域気象・植生データから見たモンゴル国の自然環境変動」

 講演会の後、休憩を挟み「モンゴルと日本の持続可能な発展のために」というテーマで討論会を実施しました。参加者から多くの発言を得ることができ、活発な議論となりました。今後の日本が果たすべき役割とパートナーシップについて、若い参加者からも積極的な発言がありました。将来を担う人材の意見として今後も耳を傾けて行く必要があるでしょう。

 当日は、30人近くの来場者を迎え、参加者の感想は概ね好評であり、今後もこのような講演会を希望する声や、もっと長時間やってほしいなどの要望がありました。我々、社会科学研究所「環境社会配慮と国際連携」チームでは、学際的な視点を持ちつつ、現実の問題に資するアカディミックな活動を中心に今後も研究・調査を続けて参ります。

(主催チーム記)