社会科学研究所
公開研究会開催報告(研究チーム「社会変動」, 社会科学研究所)
2018年02月27日
2018年2月16日(金)、多摩キャンパス2号館4階研究所会議室にて、下記の公開研究会を開催しました。
【日 時】 2018年2月16日(金)13:20~17:00
【場 所】 中央大学 多摩キャンパス 2号館4階 研究所会議室1
【主 催】 社会科学研究所 研究チーム「社会変動」
【プログラム】
13:20-13:30 開会挨拶
13:30-14:20 小熊 信 客員研究員(労働調査協議会主任調査研究員)
「労働組合の組織の変化と担い手の意識」
14:30-15:20 藤田 泰昌 氏(長崎大学経済学部准教授)
「国際政治の司法(化)の変遷を検証する
:紛争解決手続きが国際制度に備わる条件」
15:30-16:20 石川 晃弘 客員研究員(中央大学名誉教授)
「脱社会主義諸国における所得格差の動態分析」
16:20-16:50 総括討論
16:50-17:00 閉会挨拶
*各報告時間(30分)+質疑応答(20分)
【要 旨】
第一報告「労働組合の組織の変化と担い手の意識」(小熊)では、労組の組織的変化と構成員の意識変化について記述し、その後、その変化を生み出した原因について論じた。第二報告「国際政治の司法(化)の変遷を検証する:紛争解決手続きが国際制度に備わる条件」(藤田)では、国際政治における紛争が制度化する原因について、質的比較分析を用いて検証した。第三報告「脱社会主義諸国における所得格差の動態分析」(石川)では、チェコとロシア(ソ連)における所得格差の変遷を長期的視点から確認し、その格差変動の原因を論じた。(研究チーム 記)