Eventイベント

社会科学研究所

シンポジウム「ジェンダー・暴力・デモクラシー」開催のお知らせ(社会科学研究所)

日程
2018年2月3日(土)13:00~17:00 (受付は12:30~)
場所
中央大学駿河台記念館620号室
日程
2018年2月3日(土)13:00~17:00 (受付は12:30~)
場所
中央大学駿河台記念館620号室
内容

【テーマ】「ジェンダー・暴力・デモクラシー」

 

 シリアや周辺地域の紛争、世界各地で繰り返されるテロ、北朝鮮のミサイル発射で再び高まる核の脅威。「人類の歴史は暴力を減少させてきている」という仮説に反する「現実」にどう向き合うか。核の脅威からDVまで大きさの違いもあれば、物理的・精神的・構造的といった質的な差異も存在する「暴力」に通底する根源的なものとは何か。いかにして「暴力」を減少させ、「暴力」をゼロに近づけることができるのか。

 哲学・歴史学・法学・政治学・経済学など、異なった分野の研究者がそれぞれの角度から共通テーマ「ジェンダー・暴力・デモクラシー」に接近する。多くの方にご参集いただき、このシンポジウムが学際的な議論の場になるよう願っている。


【プログラム】

◇第一部(13:00~)、司会:鳴子博子

 ・棚沢 直子(東洋大学名誉教授)

   「力関係の起源としての世代」

 ・平野千果子(武蔵大学人文学部教授)

   「ナポレオンと植民地—反乱、奴隷、女性」

 ・原 千砂子(桐蔭横浜大学法学部教授)

   「再生産における女性主体と暴力」

 ・堀川 祐里(中央大学大学院経済学研究科博士後期課程院生)

   「戦時期日本における既婚女性の就業環境」

   (質疑応答)

◇第二部(15:10~)、司会:中島康予

 ・鳴子 博子(中央大学経済学部准教授)

   「ジェンダー視点から見たフランス革命―暴力と道徳の関係をめぐって」

 ・西海 真樹(中央大学法学部教授)

   「構造的暴力としての言語政策—琉球/沖縄諸語をてがかりに」

 ・武智 秀之(中央大学法学部教授)

   「人口減少時代の福祉とデモクラシー」

 ・中島 康予(中央大学法学部教授)

   「投票デモクラシーとポピュリズム」

   (質疑応答)

 

※ 研究員、研究員以外の先生方、大学院生・学部学生の方、学外の方の参加も歓迎いたします。

※ 直接、会場にお越しください。(事前申し込み不要、参加費無料)

 

【主催】第27回中央大学学術シンポジウム「理論研究」チーム

【共催】中央大学社会科学研究所「暴力・国家・ジェンダー」チーム 

【お問合せ先】中央大学研究所合同事務室 社会科学研究所 TEL 042-674-3274