理工学研究所

理工学部教授 中村 太郎の研究が日本経済新聞に掲載されました

2016年10月25日

理工学部教授(精密機械工学科)中村 太郎の研究が、10月23日付の日本経済新聞に掲載されました。

 

中村研究室では、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で、大腸の動きをまねてロケット用の固体燃料を運搬するポンプの開発に取り組んでいます。

大腸は筋肉が収縮や膨張をくり返すことで食物をこねながら先へ送り出しますが、この大腸の動き「ぜん動運動」を機械的に実現しようと人工筋肉を使ったポンプを開発したことで、粘度が高い固体燃料の原料を均一に混ぜながらロケットのタンクに送り出すことができるようになりました。

今後更なる応用が期待できます。