理工学研究所

理工学部教授 田口 東の研究が日刊工業新聞(4/13付)に掲載されました

2016年04月14日

理工学部情報工学科教授 田口 東らが開発した、2020年の東京五輪・パラリンピック開催期間における鉄道の混雑状況を推計する広域シミュレーターに関する記事が、4月13日付けの日刊工業新聞に掲載されました。

 

今回、首都圏鉄道網を往来する乗客などのデータをもとに、駅や車両単位で乗降者数を計算。これにより、2020年の東京五輪・パラリンピック開催期間に観戦客が特定の駅や車両利用することがわかりました。さらに、このシミュレーターによって、会場周辺の複数駅に乗降客を分散させるなどの混雑緩和策を講じた際の費用対効果やコスト配分を検証できるようになりました。