Eventイベント
理工学研究所
理工学研究所2016年度第2回特別講演会 「生命エネルギー工学」
- 日程
- 2017年 1月 18日(水)16:30-18:00
- 場所
- 後楽園キャンパス 6号館4階6418号室
- 日程
- 2017年 1月 18日(水)16:30-18:00
- 場所
- 後楽園キャンパス 6号館4階6418号室
- 講演者
渡邉 一哉
東京薬科大学 生命科学部
生命エネルギー工学研究室 教授
- 内容
人類が今後持続的に発展していくためには、地下資源や化石燃料への依存を減らし、地表に存在する資源を高度に利用する循環型社会・産業を普及させていかなければならない。地表に存在する資源としてはバイオマス、空気、水が挙げられ、21世紀以降、これらを利用する技術としてのバイオテクノロジーの重要性が増していくと予想される。このようなバイオテクノロジーの一つとして演者が提唱するのが“生命エネルギー工学”である。生命エネルギー工学とは、生物のエネルギー代謝を理解し、その新たな応用の道を探索する学問である。一例としては、21世紀になり発見された発電菌(細胞外の固体を電子受容体として呼吸する微生物)と、それを応用した微生物燃料電池が挙げられる。微生物燃料電池は、創エネ型の廃水処理装置として近い将来の.用化が期待される技術である。本講演では、生物がエネルギーを利用する仕組みの基礎を解説するとともに、生命エネルギー工学の最先端を紹介する。
- 参加予定者
学生・教職員・地域の皆様・講演に関心のある方
- 定員
100名
- 参加費
参加費無料
- 参加手続き
事前申込不要
ご来場の際は、公共の交通機関をご利用下さい。
- 企画実施名義
中央大学理工学研究所