Eventイベント
人文科学研究所
人文科学研究所主催公開研究会開催のお知らせ(「18・19世紀英国の女性詩人」チーム)
- 日程
- 2018年10月13日(土)10:30~12:30
- 場所
- 多摩キャンパス 2号館研究所会議室2
- 日程
- 2018年10月13日(土)10:30~12:30
- 場所
- 多摩キャンパス 2号館研究所会議室2
- 内容
講 師: 笹川 浩 研究員 (中央大学商学部教授)
テーマ: 「ヘマンズとワーズワス(2)」
要 旨: 研究会の前半は、笹川研究員が、前々回の研究会で
取り上げたフェリシア・ヘマンズの続きとして、「日々の
道」(‘Our Daily Paths’, 1827)を精読し、 その翻訳
を試みる。前々回の研究会で精読、検討したヘマンズの
「ワーズワスに寄せて」(‘ To Wordsworth’, 1826)
からもわかる通り、ヘマンズはワーズワスを詩人
として敬愛し、その影響を受けていた。今回はそのワ
ーズワスからの影響を更に掘り下げ、特に「ティンター
ン修道院」との関係を念頭におきつつ、「日々の道」を
精読したい。
講 師: 兼武 道子 研究員 (中央大学文学部教授)
テーマ: 「Augusta Websterの “Circe” を読む」(2)
要 旨: 研究会の後半では、兼武研究員が、前回の研究会で
取り上げたオーガスタ・ウェブスターによる「キルケー
」の後半を精読する。従来の表象においてキルケー
は魔女やファム・ファタールとして一方的に神秘化さ
れ、沈黙を強いられてきたが、ウェブスターは彼女を
人間として造形することで、女性の側からの物語を語
ることを可能にした。
以 上
- 企画実施名義
人文科学研究所研究会チーム「18・19世紀英国の女性詩人」