人文科学研究所主催公開研究会開催のお知らせ（「芸術と批評」チーム）

「細川俊夫《班女》広島再演（2018年１月）を振り返る」

講 師 : 森岡 実穂 研究員（中央大学経済学部准教授）
テーマ : 「岩田達宗演出《班女》における絵画の役割」

講 師 : 山之内 英明 客員研究員
テーマ : 「細川俊夫のオペラ作品における能の影響の再検討」

要 旨：  2018年１月27、28日、広島アステールプラザにおいて、
細川俊夫《班女》の再演が行われた。この上演を鑑賞した
二人の研究員が、上演を振り返り多角的な分析を試みる。
森岡発表では、今回の岩田達宗演出において演出家の要望
を受け実際に美術班によって描かれた「絵」が登場したこ
とを受け、ベルンでの《班女》演出や、《ルル》《画家マ
ティス》などにも触れながら、上演において実際の「絵」
がもたらす効果や可能性について考察する。
山之内発表では、12月第2回研究会での内容を踏まえ、今回
は特に《班女》に焦点を当て、今回の具体的な演出を振り返
りながら、細川作品における能の影響について分析する。

                                                            以   上

人文科学研究所研究会チーム

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