Eventイベント
人文科学研究所
人文科学研究所主催公開講演会開催のお知らせ(「発達障害傾向を有する大学生についての縦断的研究」チーム)
- 日程
- 2016年7月30日(土)10:00~17:00
- 場所
- 多摩キャンパス 1号館1410号室
- 日程
- 2016年7月30日(土)10:00~17:00
- 場所
- 多摩キャンパス 1号館1410号室
- 講師
カレン ドプキンス 先生 (カリフォルニア大学サンディエゴ校心理学部教授)
Principles of Clarity(「明瞭律」;POC)マインドフルネスワークショップはカレン・ドプキンス博士(Prof. Karen Dobkins, Ph.D.)によって創られました。博士はカリフォルニア大学サンディエゴ校で神経科学のPh.D. 博士号を得て、現在は同大の心理学教授を務めています。彼女のこれまでの主な研究分野は子どもの脳の発達でしたが、近年最も力を入れているのはマインドフルネスと心理的ウェル・ビーイングです。そして自らの研究とは別に、マインドフルネスと心理学・神経科学の最新知見とを統合し、健康改善のためのワークショップや環境作りを楽しんでいます。強い動きのエアロビクスとポジティブなアファーメーション(自己宣言)のやりとりとを組み合わせた「インテンサティ」と呼ばれるエクササイズクラスを教えることに加えて、「カンサスとオズの間の空間」および「もし感情が怖くなければ、情熱にはなり得ない」と題した2つのTedx(訳注:地方版のTed。本家Tedとは直接的には関係しない)で講演しています。
- 内容
「マインドフルネス実践1日ワークショップ」目的: POCはあなた自身と他者との人間関係を改善することに焦点を当てた1日ワークショップで、仏教、神経科学、マインドフルネス、ポジティブ心理学、認知療法を基盤としています。ワークショップの中心は以下のような人生を送るやり方にあります。すなわち人間の行動が中核的な価値観と密接に関わっており、物事の本質に直結し、テーマを明確化し、本当の恐れと自分に言い聞かせている「ストーリー」とを区別し、「べき論」を手放し、自分の選択に責任を持ち、“被害者意識”に陥らず、ニーズと効果的にコミュニケーションし、愛をもたらし、あらゆる状況にマインドフルネスと慈しみを持ち、心を込めて、謝らずに人生を生きる方法についてです。
形式: 本ワークショップでは、はじめに(科学と仏教との双方の視点から)マインドフルネスの講義を行い、続いてあなた自身と他者との関係性に関するさまざまなトピックを取り上げるセクションに入ります。各セクションでは、参加者はトピックに関するグループワークを行いながら、講師がトピックに関して簡単にレクチャーします。エクササイズには内省と書き取り、グループディスカッション、講師との1対1の対話、参加者2人組でのペア練習、などが含まれます。参加者は、自分自身と他者のために作り上げた制限的な「ストーリー」を共有することで、自分の役に立たない制限的な思考パターンに取り組むことが本ワークショップの目的です。
ワークショップで取り上げるトピック:
あなた自身との関係性
あなた自身についてどう語る/考えるの?
あなたのすべてを受け入れる:よいところ、悪いところ、醜いところ
あなたの望むことを表現する:心配、疑い、恐れに立ち向かう
感情のレジリエンス:物事をはっきりさせない(評価・判断しない)ことを実践する
他者との関係性
その人たち(例えば他人)とは誰?
他人と上手にやっていくことについて
- 参加手続き
不要
(当日は運動のできる服装でお越し下さい)
- 持参するもの:筆記用具、バスタオルまたはヨガマット(床に敷くもの)
- 通訳はありませんが、カレン先生はわかりやすい英語で話して下さる予定です。
- ワークショップ終了後に懇親会を行います。是非ご参加ください。
- 企画実施名義
人文科学研究所共同研究チーム「発達障害傾向を有する大学生についての縦断的研究」