人文科学研究所公開研究会開催のお知らせ（「アフロ・ユーラシア大陸における都市と国家の歴史」チーム）

銭 国祥（せん こくしょう）氏
（中国社会科学院考古研究所研究員 中国社会科学院研究生院教授）
 
 

テーマ：「漢魏洛陽城研究の現在」
 
要 旨： 1世紀から6世紀にかけて、中国の後漢・曹魏、西晋、北魏四朝の都城となった洛陽（漢魏洛陽城と称す）は、中国都城史上、最も重要な都城の一つであるのみならず、東アジアの歴史の全体に少なからぬ影響を与えた都城でもあった。中=社会科学院による近年の都城遺址発掘によって、膨大な発掘データが蓄積されつつあり、漢魏洛陽城に関する文献史料と合わせて考えることで、東アジアの歴史における漢魏洛陽城のはたした画期的役割が明らかになる。本講演では、洛陽城の発掘と研究を長年にわたって牽引してきた銭国祥氏に、洛陽城研究の現在と今後の課題を縦横に語っていただく。
 

主　催：人文科学研究所研究会チーム「アフロ・ユーラシア大陸における都市と国家の歴史」