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日本比較法研究所
サイバースペースの法的課題と実務的対応

研究テーマ

[ サイバースペースの法的課題と実務的対応 ]

(代表:堤 和通)
2015.2.20(承認)
2015年度(開始)

研究の目的

情報技術の進展により、サイバースペースにおける新しい紛争、犯罪、社会問題がうまれていることにかんがみ、事象の背景にある構造に及ぶ実態解明と、法の支配に関連する規範分析を通じて、公正かつ実効的なサイバー法の可能性を考察する。具体的には、プライバシー、サイバー犯罪、プロバイダ責任を中心に、法分野横断的に問題の背景を探り包括的総合的な実務対応を検討する。

研究活動及び成果

総括

4月12日(火)には午後3時~5時に「TPPとデータプライバシー」セミナーを開催し、個人情報保護について、各国法制の進展を新たな国際的な経済秩序の形成を視野に入れて調査研究を進め、また、5月7日(土)には、前年度のシンポジウムの基調講演者グレゴア・アーバス氏の参加を得て、同シンポの主要コメンテイターとともに、フォローアップセミナーを開催し、プロジェクト課題の刑事法の側面について調査研究を進めた。その後は、12月の学術シンポジウムに向け、随時打ち合わせ、意見交換を重ねた。学術シンポジウムでは、代表の堤から、インターネットのインフラとしての特性を強調して問題の所在を示し、市民や社会の安全それに監視の可能性といった具体的な問題があることを確認したうえで、メンバーの平野晋教授(中央大学総合政策学部)から、民事法、とりわけオンライン上の著作権保護法制についての日米比較と、個人情報保護に関する近時の日本法改正と、その背景にある国際社会の動向を論じ、次に、堤がサイバー犯罪の近時の動向を概略し、米国法(ECPAとCALEA)を参考に、日本法の課題を示した。