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日本比較法研究所
多角的(および多数当事者間)債務関係の比較法研究

研究テーマ

[ 多角的(および多数当事者間)債務関係の比較法研究 ]

(代表:遠藤研一郎)
2013.2.22(承認)
2013年度(開始)

研究の目的

複数の当事者が複雑に絡み合う法律関係の分析は、取引をはじめとする社会関係がますます複雑になりつつある現代社会にあって、重要性を増している。法人保証をを含む現代的な保証や連帯債務関係、企業間の結合に伴う債権・債務の承継、契約責任や契約上の権利の第三者への拡張、多数の者が関係する不法行為責任、ネットワーク内の決済とネットワーク外の債権者の関係など、重要な問題は数多く挙げられる。この研究グループでは、このような問題を比較法的に考察し、我が国の立法・解釈に資するものがないかを探ることとする。

研究活動及び成果

総括

多角的債権関係という大枠のテーマの中で、各構成員が分担して特定のテーマについて研究を進めてきた。特に、少人数の共同研究グループという特性を活かし、研究会を頻繁に開催してきた(2016年4月から毎月、月4回程度。ただし、8月は除く)。特に、ドイツにおける契約の第三者効と債務引受に関する研究が、以下のとおり研究成果として結実した。また、債権譲渡の対抗要件制度、特約店契約の法的性質などについても、継続的に検討を行っている。

学術雑誌

中山 洋志
「法律行為の不利益的反射効の法的評価に関する一考察」『法学新報』123巻8号(2017年1月)

刊行物

遠藤研一郎
「債務引受と多角関係―企業活動の局面を念頭に置いて」椿寿夫編著『三角・多角取引と民法法理の深化』(別冊NBL No.161)商事法務(2016年10月)

口頭発表

民法判例研究会(代表:平井一雄獨協大学名誉教授)

2016年 5月28日 中山洋志が第三者に対する負担効を伴う法律行為に関するテーマで報告。

2016年 7月23日 遠藤研一郎が債務引受と債権法改正に関するテーマで報告。

2016年12月17日 近藤優子が債権譲渡と消滅時効に関するテーマで報告。