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日本比較法研究所
憲法裁判の基礎理論

研究テーマ

[ 憲法裁判の基礎理論 ]

(代表:畑尻 剛)
1982.l0.29(承認)
1983年度(開始)
○憲法裁判研究会

研究の目的

現在の研究は、従来の研究(旧西ドイツとオーストリアについて両国の憲法裁判制度を具体的に比較検討し、その共通点と相違点を明確にし、よって憲法裁判制度の本質を究明しようと努めた)を踏まえ、憲法裁判のより基礎的かつ本質的な理解の探求、具体的に言えば、憲法裁判と民主主義の関係の問題を究明しようとするものである。

研究活動及び成果

総括

2016年度も、引き続き憲法裁判研究会を中心とした国際交流を進展させるための二つのプロジェクトを展開させた。
第一は、ドイツの憲法学・公法学の重要な研究者の主要業績を独自の観点から編集・翻訳して研究所の翻訳叢書として出版することである。2016年度はThomas Würtenberger教授とDietrich Murswiek教授の翻訳集をそれぞれ刊行した(いずれも「憲法裁判研究会」の名前ではないが、研究会のメンバーの多く(畑尻剛、工藤達朗、柴田憲司、古野豊秋、嶋崎健太郎、山本悦夫、土屋武、太田航平、武市周作)が執筆・編集に携わった。 第二は、日本の憲法裁判の状況をドイツ語圏に積極的に情報提供する企画である。これについては、共同研究者の幾名かが2017年9月にドイツ・フライブルクで開催される憲法裁判に関するシンポジウムに参加して報告を行う予定であり、16年度はその準備のために研究会のメンバーが協力した。