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日本比較法研究所
共同研究グループ

研究テーマ

3.(Gno.6)
[ 憲法裁判の基礎理論 ]

(代表:畑尻 剛)
1982.l0.29(承認)
1983年度(開始)
○憲法裁判研究会

研究の目的

現在の研究は、従来の研究(旧西ドイツとオーストリアについて両国の憲法裁判制度を具体的に比較検討し、その共通点と相違点を明確にし、よって憲法裁判制度の本質を究明しようと努めた)を踏まえ、憲法裁判のより基礎的かつ本質的な理解の探求、具体的に言えば、憲法裁判と民主主義の関係の問題を究明しようとするものである。

研究活動及び成果

総括

今年度も、憲法裁判研究会を中心とした国際交流を進展させるためのプロジェクトを二つ展開した。
第一は、ドイツの憲法学・公法学の重要な研究者の主要業績を独自の観点から編集・翻訳して日本比較法研究所の翻訳叢書として出版することである。具体的には、Thomas Würtenberger教授の翻訳論文集とDietrich Murswiek教授の翻訳論文集の刊行に向けた作業が進められている。
第二は、日本の憲法裁判の状況をドイツ語圏に積極的に情報提供する企画である。これについては、代表の畑尻が最高裁判所の判決を翻訳して比較法雑誌に掲載した。引き続きドイツ語での講演・論文等による情報発信を行う予定である。

学術雑誌

Tsuyoshi HATAJIRI, Material : Beschluss des Obersten Gerichtshofes zu Art.900 Nr.4 des japanischen Zivilgesetzes,『比較法雑誌』49巻3号(2015年12月)107/124頁