Eventイベント

研究推進支援本部

ナノ・マイクロテクノロジー新技術説明会

日程
2016年09月15日(木) 13:00~15:25
場所
JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)
日程
2016年09月15日(木) 13:00~15:25
場所
JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)
内容

【参加費】無料
【主催】科学技術振興機構、中央大学、上智大学、東洋大学
【後援】大学知的財産・産学連携担当者ネットワーク、特許庁

 

上記日時、場所にて、本学、上智大学、東洋大学合同の新技術説明会を開催します。今回は「ナノ・マイクロテクノロジー」をテーマとし、5件の最新の研究成果をご紹介します。

 

1) 1細胞の機能や構造を計測するためのマイクロチップ技術
2) DNAナノマテリアル・ナノメディシンのStructure-Based Design
3) 金属原子内包フラーレンの選択的堆積技術
4) マイクロ波刺激を用いた植物の迅速育成法の開発
5) ナノ触媒が叶える廃棄物資源循環型社会

 

本学からは以下の2件の発表を行います。

 

1細胞の機能や構造を計測するためのマイクロチップ技術(13:00~13:25)

理工学部教授(精密機械工学科) 鈴木 宏明

 

細胞の機能と構造を、簡便・安価な方法で、2細胞レベルで計測するためのマイクロチップを、2件開発した。
【開発1】1細胞に対する薬剤応答検出や遺伝子解析用マイクロチップ
【開発2】上皮細胞等の培養細胞を垂直断面で観察できる蛍光顕微鏡観察用マイクロチップ

ナノ触媒が叶える廃棄物資源循環型社会(15:00~15:25)

理工学部助教(応用化学科)  田口 実

 

日常身近にあるプラスチック材料「ポリカーボネート」を、温和な水熱条件下で原料(モノマー)化する画期的な技術を開発した。触媒には、金属酸化物である酸化セリウム(CeO₂)ナノ結晶を用いる。本技術は、プラスチックと水と触媒のみを、低温・短時間で反応させることで100%解重合する。モノマー回収率は90%であり、企業との共同研究・開発により実用化を展開したい。

 

 

 

当日は、発表後に研究者と直接技術相談ができる、個別面談も承っております。