国際連携・留学

HeForShe

UN Women「HeForShe」に賛同

中央大学は、法律学校としての創立時から「個人の尊重」、また、大戦後は「法の下での平等」「基本的人権」を重視した教育・研究・社会貢献を展開してきました。

女性を暴力から守る取り組みでは、ドメスティックバイオレンスを防ぐ教育・研究の一環として、実際に被害に合われている女性を守る取り組みにも貢献してきました。また、学生たちの自主的なサークル活動でも、学内外でデートDVに関する演劇を通じたユニークな啓発活動を行っています。

女性の経済的な自立を支援する取り組みでは、リケジョのキャリアデザインと実現を応援する教育プログラムを、産学連携で実施し、男子学生も一緒に、広い視点から学んでいます。また、社会人女性が仕事を続けやすくするためのワークライフバランスに関する研究を産学連携で進めています。

戦争・騒乱による最初の被害者は女性・子供であることから、平和構築の方法論を海外の大学とも連携しつつ研究し、学生の能動的な学びのプログラムとして反映させています。本学のOGには、国際的な紛争解決の仕事に従事している人もおられます。

中央大学は、女性が輝く日本・女性が輝く世界を実現するための教育・研究・学生の自主的な取り組みを社会と協力してより一層進めると共に、また、その成果を社会に積極的に発信し、働きかけることで、社会貢献を図ります。

2015年7月
中央大学 総長・学長
酒井 正三郎

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 UN Women「HeForShe」とは 

HeForSheは、2014年9月20日に、UN Women親善大使であるEmma Watsonから世界に向けて発表された男女共同参画の実現に向けたアクションプログラム (行動計画)です。そこでは、女性への暴力の禁止、経済的な自立、そして、政策決定過程や平和構築への女性の参加を進めることが強調されています。 
HeForSheでは、このような社会変革に向けて、男性が賛同とコミットメントを表明することが期待されています。
中央大学は、男女共同参画に向けたUN Womenの活動、また、その国際的な取り組みであるHeForSheの趣旨に賛同し、女性が輝く日本・女性が輝く世界の実現に向けた取り組みを強化します。

 

本学における取り組み

  1. 本学公式Webサイトに 総長・学長 酒井正三郎からの「HeForShe」取り組みに関するメッセージを掲載する。
  2. 2015年7~9月を「HeForShe」キャンペーン月間とし、UN Women公式Webサイトを通じて、本学の男性教職員、学生およびOBによる「HeForShe」賛同促進活動を行う。
  3. シンポジウム開催 (一般公開:事前申込不要)
    中央大学主催
    ダイバーシティ推進「HeForShe」公開シンポジウム
    ~ UN 70周年記念、UN Women日本事務所開設記念 ~
    日時 2015年9月23日(祝・水)16:20~17:50

    ポスター (1.3MB)

    会場 中央大学後楽園キャンパス
    3号館3階 小ホール
    [同時中継]中央大学多摩キャンパス
    ヒルトップ'78 2階 G2(G Square)
    基調講演 瀬谷 ルミ子 日本紛争予防センター理事長
    (中央大学総合政策学部OG)
    パネルディスカッション 成澤 廣修 文京区長
    福嶌 香代子 UN Women 日本事務所長
    根本 かおる 国連広報センター所長
    瀬谷 ルミ子 日本紛争予防センター理事長
    (中央大学総合政策学部OG)
    佐藤 博樹 中央大学ビジネススクール教授
    (戦略経営研究科)
    実施レポート ダイバーシティ推進「HeForShe」シンポジウム
  4. 学生によるキャンペーン活動(2015年10月上旬):中央大学ハラスメント防止啓発支援室
  5. 国連の取組「女性に対する暴力撤廃の国際デー」に賛同し、"女性に対する暴力撤廃"のメッセージを発信する。
    期間 2015年11月25日(女性に対する暴力撤廃のための国際デー)から2015年12月10日(人権デー)までの16日間
    内容 後楽園キャンパス春日通り沿い掲示板や案内ビジョンをオレンジ色に装飾
    性差別による暴力廃絶キャンペーンの周知活動を行う
    *オレンジは国連の「性差別による暴力廃絶活動の16日間キャンペーン」のイメージカラーです。