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キャリア支援(進路)

女性の進路

新しい技術に携わる研究を通して、仕事の喜びとやりがいを感じています。

望月さん
情報工学専攻博士前期課程(修士課程)修了
NTT勤務

高校時代から数学が好きだったので、大学は理工系に進むつもりでした。当時、中央大学理工学部を見学させていただける機会があり、実験室を見たり計算機を使ったデモ体験を通して大学での勉強への興味が高まり、進学するのが楽しみになったことを今でも覚えています。また、利便性の高い立地なので、就職活動時などには時間を有効に使うことができました。

学部の授業で特に興味を持ったのは、自分でプログラムを組む力をつけるプログラミング演習や、携帯電話の電波の解析やオシロスコープの使い方を学ぶなど様々な実験を行物理実験、科学技術に関する英語の文献や論文を読む科学技術英語です。こうした授業を通して、論理的思考力や、自分自身で物事を深く考える力を身に付けることができたと思っています。また、私は絵を描くことが好きで、大学では白門美術同好会に所属していました。展示会や日々の活動を通して、他学部とはもちろん他大とも交流することができ、広い交友関係を得ることができました。

3年次に研究室を選ぶ際には、美術と数学が好きであるということから、色を工学的に扱う色彩工学に関する研究テーマを選びました。人間が知覚する色を実際に測定することで、色の見え方の個人差のモデリングを行っていました。具体的には、色弱視の程度という個人毎に様々な色知覚特性を測定することで、画像に対して個人毎に合わせた補正を施して提示するという研究です。学会発表の場での他大学や企業の方々との議論や論文の読み書きなど、多くの身になる経験が出来ました。

現在は、NTTサイバーソリューション研究所ライフログの研究に携わっています。ライフログは個人の日々の記録をデータ化して蓄積したもので、ライフログを活用した技術は個々のユーザ特性に合わせたサービスにつながります。人と機械を結ぶヒューマンインタフェース技術に携わり、研究者という道に進めたことに大きな喜びとやりがいを感じています。

科学技術創造立国の実現に向け、優れた研究開発成果をあげた全国の理工系学生と企業の若手研究者、技術者を表彰する「独創性を拓く 先端技術大賞」の第23回において、望月さん(当時、情報工学専攻博士前期課程2年)が発表した「色弁別閾値に基づく個人特徴に対応できる色弱補正法の提案」が、学生部門の最優秀賞に当たる文部科学大臣賞を受賞しました。