2009年度 中央大学理工学部インターンシッププログラム
「スーパー中央ワークショップ」
都市空間のオペレーションズ・リサーチ
私たちが住んでいる都市を見回してみると、需要と供給のバランスが崩れているためにうまく機能していないシステムがたくさんあることに気付きます。たとえば、
・朝の登校時には、電車が非常に混んでいる
・救急車が病人を搬送する際、病院をたらいまわしにされる
などです。
今回のワークショップでは、施設の偏在が地域住民にどのような影響を与えているのかということを、地理情報や統計情報をもとに定量的に分析する方法を学びます。具体的な施設として「周産期母子医療センター」を取り上げ、なるべく多くの都道府県を対象に分析し、結果を地図に表示することで地域の比較をおこないます。
■教員・研究室紹介
| 【担当教員】 |
田口 東(たぐち あずま)教授 (情報工学科) |
| 【研究テーマ】 |
日常的な生活、やや高い次元の経済・社会的な活動について、多くの人が関与し高い水準の機能を求めるようになると需要と供給のバランスを取ったシステムを設計して適用する必要があります。例をあげると、ごみ処理、交通、学校、様々な施設の配置などが考えられます。対象とする分野は限定しませんが、そのようなシステムを考えるのに、(a)それをよく説明する数理モデルを考える、(b)データの収集と分析を行う、(c)効率のよいシステムの設計とその運用を考える、といったことはオペレーションズ・リサーチと呼ばれる分野の重要なテーマです。私の研究室では、このようなテーマを対象として、可能な限り現実の問題に立脚しながら、理論的なモデルの構築を目指します。 |