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2009年度 中央大学理工学部インターンシッププログラム
「スーパー中央ワークショップ」

世界の国旗の計算的CGデザイン

当テーマでは、まずは画像処理の基本技術として、BMPファイル内に記述された各画素の色情報の指定方法を学びます。これを応用することにより、通常のいわゆる「お絵描きソフト」を用いずに、各国の国旗を表示するBMPファイルを直接的に生成します。その際、国旗は「象徴」(シンボル)であることから、宿命的にそれらは主に直線と円(弧)から構成された単純な幾何学的模様であることが多く、もしこの事実に着目すれば、実はわざわざ一画素ずつ色情報を指定する必要はなく、図形の方程式により数画素の色情報をまとめて指定できることに気付きます。例えば日本の国旗は、白色の画素のみから成る長方形を表す方程式、および、赤色の画素のみから成る円を表す方程式によって記述でき、コンピューターは2つの方程式に基づいて全画素の色情報を計算できます。この要領で単純な幾何学的模様を計算的に生成するための方程式を開発する過程を、ここでは計算的CGデザインと呼びます。当テーマでは、参加者が手分けして、できる限り多くの世界の国旗を計算的CGデザインすることに挑戦します。

■教員・研究室紹介

【担当教員】 鈴木 寿(すずき ひさし)教授 (情報工学科)
【研究テーマ】 知能・情報制御:
帰納・発想・演繹の3機能が複合した「考える機械」を創り出すことを最終 目標とし、人工頭脳(生体コンピューター)が電子工学的ないし生物学的に合成されるであろう未来に向けて、多次元ブール論理に基づく、実際的な「考える機械」の構成論を研究しています。一般の多値論理とは異なり、多次元 ブール論理は多段推論時の一貫性を保証しますので、知的情報処理システムが大規模化しても、系統立てた設計が可能となります。関連して、視覚制御=画像処理、聴覚制御=音響信号処理、知的行動制御=自律移動ロボット、その他の多様なインターフェースも開発しています。