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研究科紹介

先輩からのメッセージ

自ら発掘し獲得する、目には見えない財産
物理学専攻博士前期課程 2008年修了 時田 理恵さん

今から振り返りますと、日々の研究や学会発表等を通して得た財産は多岐に亘りますが、修了後、仕事で役立てているものを2つ、ご紹介いたします。
1つは、物事を数値的・視覚的に捉えるセンスを養えたこと(ビジネスでは「数字」や「マトリクス」によるデータが共通言語となるためです)、もう1つは、自分にしかできない表現(研究)を得る経験したことです(ビジネスでは、数ある付加価値のうち、自らの価値を的確に表現することが重要と考える為です)。
大学院には、自らの財産を発掘するチャンスが無限に転がっており、とことんチャレンジ出来る環境が整っています。これから進学をご希望される方々へも良き財産が得られますよう、ご健闘をお祈り申し上げます。

研究成果を社会に還元する喜び
応用化学専攻博士後期課程 2009年修了 飯島 明宏さん

環境問題を扱う研究所に勤務する私にとって、研究成果をいち早く社会還元するスキルを身につけることは喫緊の課題でした。私は社会人学生として博士後期課程に入学し、限られた時間の中で濃密な研究指導を受けることができました。特に、国際学会や学術誌への成果発表を通じて海外の研究者と議論する機会を多く与えていただき、国際的な見地から自身の研究の位置付けとその必要性を客観的に見つめる視野が備わったと感じています。これは成果をより価値あるものとして社会還元するために、理工系の研究者が備えるべきスキルであろうと思います。
中央大学大学院には有職社会人が学びやすい環境が整備されています。社会に出て再び学ぶ熱意が芽生えた時、中大の門をたたいてみてはいかがでしょう。

自分で作った「身近なもの」でみんなの役に立ちたい。
応用化学専攻博士前期課程 2011年修了 厚海 有香さん

私が化学に興味を持ったのは、高校の化学の授業がきっかけです。そこでは石鹸や鎮痛剤など、私達の生活に身近なものを合成する実験を行いました。この経験を通して、化学者の実験は縁遠いものではなく、そのまま生活に活かされる、ということを実感しました。「将来は研究者になりたい」この気持ちから中央大学の応用化学科に進学しました。そして研究者になるためには研究に対する知識と経験が必要だと思い大学院進学を決めました。現在大学院では、医薬品や機能性有機材料などの骨格をより効率よく得るため、新反応の探索を行っています。研究成果は海外でも発表を行い、今年はハワイの国際会議に出席しました。
卒業後はものづくりのできるメーカーに勤め、みんなの役に立つ商品の開発に携わっていく予定です。みなさんも自分が興味を持ったことには迷わずとことんつきすすんでいって欲しいなと思います!!

「自分を知り、さらにその先へ」。
電気電子情報通信工学専攻博士後期課程 2011年修了 大竹 充さん

私は、金属の結晶成長をもっと知りたく、もっと肌で感じたく、大学院に進学しました。現在、原子配列を制御した結晶成長に取り組んでいます。そして、その成果が社会発展に貢献するものと信じています。大学までは、専門書を含め教科書というものがあり、決まった答えがありましたが、大学院では、知識を振り絞り、自分の道で答えを導き出さなければなりません。大学生以上に論理的に物事を考え、グループワークではより高い連携性が求められます。また、研究成果を国際会議で発表したり、学術雑誌に論文出版したり。このような日々を通して、自分というものが、よりクリアに見えてきました。次年度からは、大学の助教として、夢を追い続けます。