後楽園キャンパス・市ヶ谷田町キャンパスの学生生活サポート

理工学部の留学生がお神輿担ぎに参加しました

2016年09月27日

 

 9月17日(土)・18日(日)の2日間、「小石川大神宮・富坂二丁目町会 子ども祭り」に、理工学部の留学生7名が参加し、お神輿担ぎなどを体験しました。留学生と日本人学生の交流の場を増やす活動をしている国際交流サークル/白風(しろいかぜ)代表の宇津木 春菜(うつぎ はるな)さんに当日の様子を報告してもらいました。 

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 理工学部生命科学科2年の宇津木春菜です。中央大学後楽園キャンパスに在学中の外国人留学生と日本人学生の交流の場を増やすことを目的として、国際交流サークル/白風(しろいかぜ)というサークルで活動しています。留学生が日本人学生と交流するだけではなく、日本文化に触れることの出来るような機会を探していたところ、キャンパス近くの町内会のお祭りがあることを知り、参加させていただくこととなりました。お祭りは9月17日から2日間行われ、五穀豊饒の感謝の気持ちを込めて子どもたちや大人がお神輿を担ぎ、町内を練り歩きます。7名の留学生が参加し、このうちの男性5名は、お神輿を担ぐ体験をすることが出来ました。

 

 留学生はお神輿を担ぐことが初めてだったため、はじめは戸惑っている様子でしたが、地域の方々が担ぎ方を教えてくださったことで留学生は次第に慣れていき、汗をかきながら一生懸命お神輿を担いでいました。地域の方々も、普段関わりのない外国人の学生と共にお祭りを盛り上げ、嬉しそうに交流をされていました。お祭りに参加した中国人留学生は「お神輿を実際に担ぐことによって日本の文化を知り、とても楽しかった。地域の人々は、毎年こんなにも重いお神輿を担いでいることに驚いた。」、「地域の方々から温かいお言葉や美味しい料理をいただいて、とても嬉しかったし貴重な体験だった。」、マレーシア人の留学生は「自分のキャンパスの近くにある神社でも、このようなお祭りがあることに驚いた。お神輿を担ぐ際はこんなにも和気あいあいとした雰囲気であることは知らなかった。」と息をはずませながら楽しそうに話してくれました。

 今回のイベントを通して、留学生が日本文化を体験したのはもちろんのこと、地域社会とのつながりを持てたことは、留学生にとっても、地域の人々にとっても貴重で大切な経験であったと思います。これからも留学生と日本人学生の交流、さらには地域社会との繋がりを大切にして活動していきたいです。

 今回このような貴重な機会をいただき、また留学生を温かく受け入れてくださった富坂二丁目町会のみなさまには大変感謝しております。本当にありがとうございました。