ロースクール
羽成 守

羽成 守 / はなり まもる
客員教授 / 弁護士
担当科目:リーガル・クリニック / 4群特講Ⅱ(先端専門訴訟の実務)
志願者へのメッセージ
交通損害賠償は、責任論・因果関係論・損害論のそれぞれの分野で極めて精緻な理論が展開されています。これに保険理論も加わり、実務は、被害者救済の目的の下、ダイナミックに運用され、すべての損害賠償法の基礎といわれています。私の長年の経験をもとに、教科書では学ぶことのできない実務感覚を身につけてもらい、損害賠償の基本である民事交通訴訟を修得できるよう講義を進めます。
主な経歴(在外研究含む)
- 中央大学法学部兼任教員
- (財)日弁連交通事故相談センター東京支部長
- 日弁連常務理事
- 東京簡易裁判所調停委員
- (公財)日本調停協会連合会 理事長
最終学歴
中央大学法学部法律学科卒業
現職
中央大学法科大学院客員教授
弁護士(ひびき綜合法律事務所)
主な研究・活動分野
<主な研究テーマ>
- いわゆる「むち打ち症」の後遺障害性
- 損害賠償分野における女性(女児)の逸失利益算定
- 脳脊髄液減少症と交通事故の因果関係
<主な担当事件・分野>
- 民事交通訴訟(保険を含む)
- 民事保全法分野
主な著書・論文等
- 「注釈自動車損害賠償保障法」(有斐閣、2003年)
- 「注釈交通事故損害賠償算定基準」
- 「交通事故損害賠償必携(算定事例編)」(新日本法規出版、2000)
- 「定期金賠償の支払」
- 「検証むち打ち損傷 医・工・法学の総合研究」(ぎょうせい、1999)
- 「いわゆる『共同運行供用者』の他人性」
- 「交通事故診療ハンドブック」(ぎょうせい、2004)
- 「新型・非典型後遺障害の評価」(新日本法規、2005)
- 「脳脊髄液減少症の法的検討」(法律のひろば、2007)
- 「交通事故損害賠償の最先端・高次脳機能障害等の特殊受傷案件の諸問題」(第一法規・2011)
- 「民事調停の実務」(青林書院・2013)
- 「判例ハンドブック製造物責任」(青林書院・2015)
- 「新型後遺障害・脳脊髄液減少症の法的意義」(創耕舎・2016)
等