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ビジネススクール教授・田中 洋が、毎日新聞「マーケティングのキーコンセプト」 で「#46 二重過程理論」を発表しました

2013年04月05日

中央大学ビジネススクール教授・田中 洋(マーケティング分野)が、毎日新聞社「Web版SPACE」で連載している「マーケティングのキーコンセプト」 で「#46 二重過程理論 Dual-process theory」を発表しました。
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消費者が商品の購入を決断する際に、大脳では「ケーキを見つけて衝動的に買う」ように直感的な「システム1」と、「慎重に検討してマンションを買う」ようにじっくり考えて決める「システム2」の2つの情報処理システムが使われており、これを二重過程理論と呼んでいます。
物を「好き」と感じるのはシステム1による自動的な反応ですが、「嫌い」という反応はシステム2(より注意や思考を要する認知的なプロセス)によるものであり、「嫌い」という反応はそのあとの情報処理により大きな影響を及ぼす傾向にあります。
そのため、まず最初に「好き」という反応を引き起こしておく(あるいは少なくとも「嫌い」と思われない)ことが重要となる点など、二重過程理論のマーケティング戦略への応用について具体例を挙げながら考察しています。


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