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アカウンティングスクール
教員インタビュー

M&Aのさまざまなケースに数多く触れてCFO的な視点での問題抽出力を養います。

明石英司 特任教授
明石 英司
AKASHI Eiji
特任教授 税理士
国際会計研究科

なぜ、M&Aにおいて租税戦略が重要なのか、皆さんはご存じですか。税務は常にキャッシュ・フローと表裏一体です。結果は同じ取引でも、当事者が選択した手順によって税金のかかり方は大きく違ってきます。M&Aにおける企業や事業の評価がキャッシュ・フロー重視になるにつれ、税務の重要性が強く認識されてきています。さらに国内の手詰まり感や国際的な競争力維持のために海外企業とM&Aをするケースも増えています。いまや企業のM&Aは、グローバルなビジネス戦略において特別なことではなくなっており、それによって取引にまつわる税金の問題も複雑化しているのです。CGSAでは皆さんの会社がM&Aをすることになった場合、専門家ときちんと話ができる知識を養うことを目的に「M&Aと企業課税」という講義を行っています。15回のうち、前半が国内企業間のM&Aや事業再生、後半が国際間でのM&Aについて学び、全体で国内外におけるM&Aでどういう点に留意する必要があるのかを理解してもらう構成です。買収した海外の会社をどのようにリストラクチャリングすべきか会社によって答えはすべて違いますが、まずは実効税率へのインパクトを指標として大局的にアプローチすることが求められます。また、買収によってオーナーが変更することで税務の処理に重大な影響が生じて、来期の事業計画やキャッシュ・フローなどがリセットされるケースもあります。国際間のM&Aの場合、大切なのは問題を抽出するための着眼点です。私の専門領域は国際税務とM&A税制ですから、講義の中ではさまざまなM&AのケースをCFO的視点から受講生の皆さんと一緒に考えていきます。税務の複雑な制度を簡明な説明から理解し、実務的なセンスを高めるためのケーススタディーを通じて、知識を実践化する感覚を養ってもらいたいと思っています。世界を舞台に活躍する皆さん、CGSAで最先端の知識を吸収し実践力を鍛えてください。

最先端のIFRSの学びを通して自ら考える力を養い、グローバルで活躍する次代のプロフェッショナルへ。

長谷川茂男 特任教授
長谷川茂男
特任教授
公認会計士

会計基準については各国がそれぞれルールをつくっているため、基本的には国の数だけ会計基準があることになります。しかし、グローバル化が進む中で、ワールドワイドベースでの活動を行っていくとなると、やはり同じルールの方が良いということになります。これまで世界の大企業の多くは、世界最大の金融市場であるアメリカのルール、いわゆる米国基準を採用していました。ところがEUを中心に米国基準に変わる新たなルールとしてIFRSが登場しました。ヨーロッパの上場企業がIFRSに統一することになり、日本でも採用を検討する企業が増え注目が集まっています。そうした中で、CGSAではいち早くIFRSに重点を置いた学習を進めてきました。IFRSの最大の特徴は、理論的な体系がはっきりとしていることです。理論にそっていけば良いという点ではシンプルではありますが、シンプルであるが故に細かなところでの規定がありません。米国基準であれば詳細な規定があり、また、これまでの事例を参考にすることもできますが、まだ新しいIFRSではそうはいきません。そこで求められるのが、自ら考える力です。特に昨今は、会計の世界に限らず、考える力が不足しているという話を耳にします。マニュアル通りにはいかない、そもそもマニュアルのないIFRSの採用は簡単なことではありません。しかし、自ら考える力を養成することで、IFRSだけでなく、日本の会計レベルそのものの底上げにもつながっていくと考えています。ぜひ、皆さんにはCGSAで最先端のIFRSの学習を通して、考える力を身につけていただきたいと思います。そして、会計やファイナンス、幅広い分野の知識を武器に、世界で活躍するプロフェッショナルを目指してください。