理工学研究科

大学院理工学研究科都市環境学専攻は、2017年4月より都市人間環境学専攻に名称変更することを予定しています

2016年01月07日

都市環境学専攻は、1953年に前身の土木工学専攻が設置されて以来、安全・安心な国土都市づくりを目標とし、社会基盤整備・計画マネジメントにおいて時代を先導する研究開発を行ってまいりました。2010年には、地球環境の時代における新たな技術開発と、国ごとの歴史・文化・風土を尊重する国際的視野をもった専門家を育成するために、「国際水環境理工学人材育成プログラム」を創設し、2013年の都市環境学専攻への名称変更を経て、多くの技術者・研究者を輩出してまいりました。

一方、自然環境との共生、エネルギー問題への取り組み、そして何よりもそこに暮らす人間の「生活の質」への科学的アプローチが社会基盤整備の基本にあるべきという理念から、2013年、理工学部において人間総合理工学科を創設しました。現在、「ヒューマン・ウェルネス」、「人と環境」、「環境とエネルギー」の研究と教育を、鋭意、進めております。

このような背景の中、持続可能な社会の実現には、社会基盤整備の科学技術体系に、人間の視点と自然との共生を実現していくための科学的方法論を導入し、先端的研究領域を創出していくことが不可欠であると考え、カリキュラムの充実を図ってまいりました。そこで今般、教育内容をより的確に表現できるように都市環境学専攻の名称を変更し、都市人間環境学専攻とすることといたしました。

 

なお、名称変更に伴い、博士課程前期課程においては入学定員20名(収容定員40名)増、また博士課程後期課程においては入学定員2名(収容定員6名)増とすることを予定しています。