理工学部

2014年度理工学部・大学院理工学研究科入学式を挙行しました

2014年04月04日

2014年4月3日(木)の13時より、後楽園キャンパス5号館 4階アリーナで、中央大学理工学部、および中央大学大学院理工学研究科の入学式が挙行されました。
あいにくの雨にも関わらず、理工学部 996名、大学院理工学研究科 294名、総勢 1290名の新入生と、そのご父母・ご家族の皆さんが集まり、学友会文化連盟音楽研究会による記念演奏のもと、厳かに式は始まりました。
学長・福原紀彦による式辞では、本学の誇るべき伝統の一つである実学教育が、単なる表層的な技術教育ではなく、リベラルアーツに支えられ、アカデミズムとプロフェッショナリズムが不断に対話する中で、理想を知り、未来を語る実学を生み出すものであることが紹介されました。
また、自然科学系ならではの、本学の特色ある学習と研究の機会についても触れられ、それらを通じて、公共性と社会性を有する「知性」を獲得し、本学のユニバーシティ・メッセージである「行動する知性。」を実践する科学者の道を堂々と歩んで欲しいとの期待と力強いメッセージが送られました。
その後、理工学部長・理工学研究科委員長である石井靖より、東日本大震災と福島原発の影響もあり、科学技術者への風当たりが厳しい昨今、それでも科学技術に対する不信は科学技術をもってしか拭えないこと、新入生には、社会の期待に応えていく役割を担って欲しいとの辞が述べられました。
最後に、理事長・足立直樹より、前日の文系学部・大学院でも述べられた、フランシス・ベーコンの「悪賢い人は勉強を軽蔑し、単純な人は勉強を称賛し、賢い人は勉強を利用する」との格言が紹介され、本学の実学重視の伝統のもと、社会に貢献しうる人材となるべく、チャレンジ精神をもって大学生活に臨んで欲しいとの希望が述べられました。
式の終わりは、管弦楽部・男声合唱部による校歌斉唱により締めくくられました。