理工学部

理工学部人間総合理工学科教授 石川幹子が理事を務める特定非営利活動(NPO)法人「京橋川再生の会」がオープンセミナーを開催

2013年09月25日

石川幹子先生が理事を務める特定非営利活動(NPO)法人「京橋川再生の会」が主催したオープンセミナーが9月6日(金)に開催されました。
 
■「京橋川再生の会」とは?
京橋川は徳川幕府によって整備された江戸のまちへ物資を運ぶための川でした。かつては大根河岸(だいこんかし)、魚河岸(うおがし)等の河岸が京橋川沿いに存在しており、それらは舟運で運ばれた物資を荷揚げする場でした。
 
しかし、現在京橋川は、前回の東京オリンピックの際に埋め立てられ、京橋川の跡地には、高速道がとおり、高架下には、商店が存在します。
 
京橋地区のかつてのにぎわいを復活させるために、京橋川三丁目町内会の方を中心に結成されたNPO法人が「京橋川再生の会」です。
 
■オープンセミナーの様子
9月6日に開催されたオープンセミナーでは、「水と緑と人について考える」と題して、一般社団法人 中小既築建築物省エネ化フォーラム専務理事 / 事務局長 中丸 正様にご講演をいただいた後、どのようにしたら京橋川を再生できるのかについて討議が行われました。
 
京橋川を再生するためには、現在の高速道路の受益者である、東京高速道路会社、高架下の商店主に対する経済的な解決策を示す必要があることなどが指摘されました。