精密機械工学科・精密工学専攻
理工学部教授 中村太郎の研究が日本経済新聞に掲載されました
2016年10月24日
理工学部精密機械工学科教授 中村太郎の研究が、10月23日付の日本経済新聞に掲載されました。
中村研究室では、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で、大腸の動きをまねてロケット用の固体燃料を運搬するポンプの開発に取り組んでいます。
大腸は筋肉が収縮や膨張をくり返すことで食物をこねながら先へ送り出しますが、この大腸の動き「ぜん動運動」を機械的に実現しようと動く人工筋肉を使ったポンプを開発したことで、粘度が高い固体燃料の原料を均一に混ぜながらロケットのタンクに送り出すことができるようになりました。
今後更なる応用が期待できます。