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人間総合理工学科
学科立ち上げの背景

技術大国日本、その次の課題

中央大学理工学部では、これまで、科学・技術によって豊かで快適な社会づくりに貢献したいと、研究・教育が行われてきました。

そして、学問の細分化や社会のニーズに合わせて誕生した新しい学問分野ごとに、それぞれ専門性を深め、多くの科学者や技術者を輩出してきました。

現在、日本は世界に類を見ない安全で快適な社会づくりに成功し、技術大国として世界をリードしています。その中核にあったのが「ものづくり」です。

豊かで快適な社会を築くために、「理系」の人々は、さまざまなものづくりに取り組んできました。

しかし、今、時代は大きく転換しつつあります。ものづくりの重要性が揺るぐことはありませんが、その一方で、ものがあふれた現代の日本では、物質的な豊かさだけでなく、心の豊かさが求められています。

少子高齢化という社会構造の変化とともに人々のライフスタイルが大きく変化し、環境や食糧、エネルギー、防災、健康などに関するさまざまな課題が、科学・技術分野においても突き付けられています。先般の大震災は、広域にわたる被害を我が国に及ぼしました。復興にあたっては、過去の戦災復興とは質的に異なり、高度に産業・文化の発達した現代社会に相応しい、総合的できめの細かい施策、問題解決法の提案が求められます。

このような地球規模の諸問題を前にしたとき、一つの専門領域からのアプローチだけでは解決が困難で、様々な分野の専門家が知恵を出し合うことが益々重要となるでしょう。専門性を持ちつつ、各専門領域を結び付けて考えて、その橋渡しができる理工系の人材が、強く求められることになります。