情報工学科・専攻

理工学部教授 田口東・同学部准教授 高松瑞代が日本応用数理学会論文賞(実用部門)を受賞

2018年09月20日

情報工学科教授 田口東・同学科准教授 高松瑞代、が日本応用数理学会に発表した論文「通勤時間帯の駅構内における購買行動の数理モデル」が2018年度 論文賞(実用部門)を受賞しました。

 

『応用数理学会論文誌 2017 年 27 巻 2 号 p. 147-161』 から、論文の抄録と参考画像をご紹介します。

抄録

概要. 本稿では通勤時間帯に焦点を当て,駅利用者が駅構内店舗に立ち寄る行動を数理的に分析する.利用者の性別,店舗の面積や品揃えによって購買行動が異なることをデータから導き,複数店舗の立ち寄り率を店舗内混雑という一つの指標によって説明する.さらに,15 分ごとの駅利用者数のデータを入力として,属性別の店舗利用者数を推定する数理モデルを構築する.