情報工学科・専攻

情報工学科准教授 鳥海重喜・同学科教授 田口東が日本都市計画学会の年間優秀論文賞を受賞

2018年04月20日

情報工学科准教授 鳥海重喜、同学科教授 田口東が、日本都市計画学会に発表した論文(東京海洋大学 渡部大輔氏と共著)

 

「東京オリンピック・メインスタジアムへの観戦客に対する新宿御苑を活用した動線計画 -時間拡大ネットワークを用いた徒歩流動モデルによる評価-」

が、2017年 年間優秀論文賞を受賞しました。

<授賞理由>
本論文は、東京オリンピックのメイン会場へのアクセスの混雑解消のために、新宿駅周辺から会場までの歩行者ルートに新宿御苑を活用する提案をしたうえで、その効果を時間拡大ネットワークによって評価したものである。時間拡大ネットワークを用いて、新宿御苑の活用計画の効果を具体的に検証した点が優れているオリンピック時の混雑解消に対して、数理的な根拠を伴って具体的に提案がなされた点は大いに評価でき、十分に実用性の高い結果が得られると期待される点である。